復讐の触魔 6
香奈子の身体中に粘々した白いものが覆い、身体をテカテカにしていく。
背が高くスタイルのいい香奈子にオイルのようにまとうこの液体…艶めいて見え、よりエロさを醸し出しているように見えた。
「あっ…くぅう、や、やめ…え、んんんっ」
「ソレには媚薬の効果もあるからね。無駄な抵抗をやめれば気持ちよくなれるよ」
「なっ、お前、何を言って…はぁんっ!」
抗議の声を上げようとした香奈子だが、触手が乳房を刺激するとたまらず甘い声を出してしまう。
「ふふっ、感じてきた?」
「ばっ、何を…んんぁっ」
なおも執拗に胸を弄る触手に香奈子は快感とそれにともなう声を我慢することができない。
「や、やめて、くれよ…ひぃい、そっちは…!!」
もう一本、新たな触手が香奈子の股に向かって伸び、やんわりと摩ってくる。
「い、いやぁあ…」
身動きできない中でそれでも健気に抵抗しようとする香奈子。
触手は香奈子の割れ目の入り口をヌチャヌチャと撫で回している。
「効果が現れてるみたい」
真梨子はニヤッと微笑む。
「あ、あぁぁあ…や、あぁ、あはぁあ…」
「じきに気持ちよくなるよ」
真梨子は快感で朦朧とする香奈子を見て、指をパチンと鳴らした。
その合図に合わせて、無数の触手がどこからともなく香奈子を取り囲み彼女の身体を弄り尽くしていく。
「あ、あぁあ…い、いやぁああああ!!!!」
身体中あらゆる部分を刺激され、甲高い悲鳴を上げる香奈子。
「あ、あぁあ…」
弄られ尽くされた香奈子は憔悴した表情で真梨子を見つめる。
「何で誰も来ないって思ったでしょ」
真梨子はニヤッと微笑みかける。
「この子を召喚した瞬間、ここは特殊な空間に包まれる。それは閉鎖的で、私たち以外立ち入るものはない。つまり、ここにはほかの人間はいない」
「……」
「…しばらく正常な反応はないかもね。言っても無駄か」
香奈子の瞳から光が消えたのを、真梨子は確認した。
「最後にとくと味わえ」
真梨子はもう一度指を鳴らし、触手の塊に指示を出した。
そのうちの一本が香奈子の割れ目に近づき、一気にこじ開けようとする。