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復讐の触魔
官能リレー小説 - レイプ

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復讐の触魔 4

「まったく、遥は甘いんだよ…お前らに任せたってどうせ何もしやしねえんだからさ」
香奈子は倒れた真梨子の腹を右足で踏んづけた。

「っぅ…!!」
全身に激しい痛みを感じ、声にならない声を上げる真梨子。
引きこもる前のあの悪夢が頭を過ぎる。

桃果と夏菜は何も言えずただ黙ってそれを見るしかなかった。

香奈子の足が離れると真梨子はゆっくりと立ち上がろうとする。
「まあ、こっちとすればお楽しみが戻ってきてくれたのは感謝するけどよ」
香奈子は踵を返して出口へ向かう、が

「…待てよ」
「あ?」
真梨子の声を聞いて、香奈子は再び向き直る。

真梨子の手に握られたものはあの固形物。

「何だよ、やる気か?」
真梨子の態度に香奈子はニヤリと笑う。
彼女の視界には真梨子が持っているアレの正体ははっきり見えない。

真梨子は黙って香奈子からは視線を逸らし、俯いたままだ。

「麻生さん、椎名さん」
「?」
「教室に戻ってもらえる?」

桃果と夏菜は状況がわからないままキョトンとしている。

「私は大丈夫だから」
「一人でやる気か。いいじゃねーか。お前らは帰れよ」
予想外に好戦的な真梨子に、香奈子は余裕の笑みで返した。

桃果と夏菜が出口から去っていくのを確認した香奈子は真梨子のほうを向いて

「で、引きこもってる間に力でも蓄えてたのかよ?筋トレとかしてた風には見えねーじゃん」
真梨子は黙って手に持っていた固形物をその場に落とす。
「まあ、お前が乗ってきてくれたことには感謝するぜ」
香奈子はさも楽しそうに腕を鳴らす。

(その口、いつまで聞けるかね)
真梨子は香奈子に見られない範囲で、ニヤリと口角を上げた。
そして、固形物を落とした場所に、ペットボトルの水をかける。

「ふふ………?」
途端暗くなる視界に、香奈子は驚き顔を上げた。

それは異様な光景だった。
真梨子の背後には、巨大なイソギンチャクのような生物が無数の触手をゆらゆらと伸ばしていた。

「な、何だよそのキモいの…」
「クク…私がこの間、何もせずに引きこもってただけじゃないってのを証明してやるよ…」
わけのわからない生物を従え、不気味な笑顔を見せる真梨子。
さすがの香奈子も恐怖を感じ逃げようと思った。

香奈子は身を翻し、出口に向かう。

「逃がさないよ」
香奈子は一目散に走った。しかし、それよりも触手の動きが早かった。
「…っ!?」
伸びてきた2本の触手に、香奈子は絡められ身動きが出来なくなった。

「なんだよこいつ!離せよ、お前何とかしろよ!」
「まだそういうこと言う?あなたが私にした仕打ちはどれだけ重いかわかってない?」

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