PiPi's World 投稿小説

復讐の触魔
官能リレー小説 - レイプ

の最初へ
 1
 3
の最後へ

復讐の触魔 3

結局、真梨子は屋上にやってきた。
カバンから弁当箱を取り出し一人昼食をとる。

桃果と夏菜はそれを影からこっそりと覗き見る。
「本宮さんの何が変わったんだろう…」
「遥ちゃんは彼女が普通にしてるだけで気に食わないみたいよ」
「…無茶言うなぁ」

2人も購買で買ったパンを食べながら真梨子の観察を続ける。

真梨子に目立った変化は見られない。
一人校庭を眺めながらお弁当を食べている。

「ふぅ…」

それを影から覗き見続ける桃果と夏菜。
「本宮さんも、普通の子だと思う…話せばきっといい子なんだって」
「うん…」

こっそり離れて観察する2人だが、夏菜が落ちていたジュースの缶に気づかず、蹴飛ばしてしまう。

「誰?何してるの?」
当然、真梨子もそれに気づく。
視線の先ではオロオロする桃果と夏菜の姿があった。

「麻生さんと椎名さんだね…どうしてここにいるの…」
真梨子は疑問の視線、少し呆れ気味に尋ねた。

「あ、あの、その…」
「…ああ、どうせアイツに言われたんだね」

「知ってたんだね…」
夏菜がため息をつきながら言った。

「もちろんだよ…あいつにされたことは絶対に忘れないもの」
真梨子は冷たく言い放つ。
「2人だって、私に手を出さないと同じ目にあう、って思ってるでしょ」
真梨子の鋭い指摘に桃果も夏菜も言葉が出ない。

「ズルイ奴だよ、ホントに」
真梨子はそう零して、ペットボトルのお茶を一口飲む。

桃果と夏菜はそんな真梨子を見るだけで、何もする気にはなれなかった。

真梨子もこの2人は恨んでなどいないし、仮に攻撃されたとしてもアレを使う気は起きないと思っていた。
ちょうど弁当を食べ終わり、カバンにしまいこむ。

「私はトイレによって教室に戻るから」
「あー、うん…」
真梨子が屋上を立ち去ろうとし、桃果と夏菜はそれを見送ろうとしたそのとき…屋上の入り口に差し掛かった真梨子の身体が吹っ飛んで地面に叩きつけられた。

「お前らウジウジしてんじゃねーよ!やるならさっさとやりゃいいのによ」
姿を現したのは花田香奈子…遥の親友。
そして、遥と同じく真梨子イジメの主導者。

SNSでこの小説を紹介

レイプの他のリレー小説

こちらから小説を探す