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RPG(レイププレイングゲーム)
官能リレー小説 - レイプ

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RPG(レイププレイングゲーム) 8

「悪いな、流生」
現れたのは体つきが筋肉質で精悍な男性である。
「十二分の遅刻だよ」
「ハンバーガーを百個おごってやる」
少年が微笑した。
「それじゃ、罰ゲームだ」
二人はファーストフード店を出ると、駅前のロータリーに駐車してあった男の車で二十分ほど走った。
住宅街の中の賃貸マンションに向かう。
「村木さんの部屋?」
「ちがうが、お前の知り合いが待ってる」
マンションの五階の玄関のチャイムを鳴らす。連続で三回。カチッと音がして扉が開く。
「先生はまだ寝てるよ」
「そうだろうな」
村木のあとから少年が入って、出迎えた美少女を見た。
「由香じゃないか」
少女の顔が一瞬こわばる。
それから微笑に戻った。
「村木さんの知り合いって、流生だったんだ」
リビングで、あぐらをかいて、空いたビールの缶を灰皿がわりに村木大介は、セブンスターの煙を深く吸い込んだ。
由香が眉をしかめてベランダ側の窓を少し開いた。部屋の煙が逃げていく。
「由香、ここは?」
「私の学校の先生の部屋」
「で、村木さんと由香が何で一緒に、その先生の部屋にいるのかな?」
「俺が話そう」

ガキどものたまり場になってるカラオケBOXに俺がお前を探しに行ったら、たまたま、ラリったガキどもが由香の知り合いの誰だかを、剥いてやりまくるところだった。
お前、誰だよとか胸ぐらつかんできたから服がのびるだろうが、って殴りつけたら、むきになって全員かかってきたから遊んでやった。
アザはできたが歯も骨も折れてねえよ。二人ぐらいは吐いてたけどな。
煙草を吸ってると、由香と生活指導の先生が来た。ついでに気弱そうなカラオケ店の店員も殴ったから警察呼ぶかもしれねぇから、一服したら、別のところを探す気だったんだ。
由香と先生はとりあえず、まわされそうになった泣いてるやつを店の外に連れ出したら、ガキのつれどもと店の前ではちあわせた。
「何人?」
「四人だよ」
これからまわそうとしてた女を由香が連れて行こうとしてるのがわかったんだろうな。
由香の腹を蹴った。
俺が無視して立ち去ろうとすると、先生はガキどもに空き缶を投げつけた。
そして、こっちに走って逃げてきた。
俺はからんてきたガキどものちょっとケツを蹴ってやった。
「ちょっとじゃないじゃん」
「野沢と遠藤のチーム?」
「そうだよ」
由香はガキどもが持ってたハーブやらクスリを取り上げた。
とりあえず三人の女を車に乗せて、まわされかけてたやつの彼氏のアパートにまず一人おろしてやった。
「菊池がチームを抜けたいって、だから恵梨香を落とし前で菊池が呼んでるって呼び出したみたい。菊池は恵梨香にlineで部屋で待ってるって入れたんだけど間に合わなかったの」
ガキどもから取り上げたハーブやら、由香が先生にもやらせたがってな。
先生はぐっすりおやすみ中で、由香のスマホから流生に電話をかけたんだ。

「先生、裸になってるね」
寝室のベットの上を見て流生が言った。
「うん、脱がしちゃった」
由香がぺろっ舌を出して笑った。
流生は話を聞いて、由香のスマホから騒ぎのあったカラオケBOXに電話をかけた。
「警察は呼ばない方がいい。殴られた従業員にいつもおこぼれでやってるんだから、とばっちりぐらいあるって言ってみてよ、じゃあ」
由香のスマホを村木に返した。
村木は由香にスマホをぽいっと投げた。
「二人で私のスマホを投げないでよ」
レイプ犯山口隆と深夜のワゴンで同席してたのは、恵梨香の彼氏の菊池と流生で、足抜けするための手切れ金が菊池は欲しかった。
山口隆はレイプ犯になったが、菊池はかたぎになりたかった。彼女の小林恵梨香が妊娠したからだ。
「金が欲しかったんでしょう?」
「でも、レイプなんて俺には……」

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