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RPG(レイププレイングゲーム)
官能リレー小説 - レイプ

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RPG(レイププレイングゲーム) 41

事務所を移籍するのを勝俣は許さない、まして、鍋島監督と組んで仕事をするためと知ったら殺されるかもしれない。
監督にはわからないだたろう。演じなければ生きられない自分を見失った者がいることを。
監督との一夜のあとリツコは失踪した。
AV女優が仕事に耐えかねて失踪してそのまま引退するのはよくある話だった。
勝俣慎はリツコが失踪して一ヶ月後に脱税容疑で逮捕され、事務所が倒産した。
リツコはこれで追われなくてすむとニュースを見て胸を撫でおろした。
勝俣のようにプライドが財力と直結していた男は金がなければリツコに未練があっても、自分の情けない姿を見せたがらない。
リツコは仕事を辞めてから、しだいに岡野理恵への復讐を思い描くようになっていった。
後背位で不良生徒たちに肛門を犯される彼に理恵は「はははっ、自分でぺニスをしこしこしなさいよ、ほら早く!」と笑いながら命令した。
屈辱を快感でごまかしながら、彼に服従して生きるのを強制した初めての女が理恵だった。
いくつかの興信所に依頼した。
なかなか理恵は見つからない。
短大卒業後、大手企業に就職後に二年で退社。
上司との不倫が原因らしい。
そんな情報をリツコは望んでいない。
どこで何をしているのか。
リツコは仕事を失った同じ事務所の女優たちを鍋島監督と事務所に紹介した。
紹介料でさらに金が入った。
痴漢とレイプにはまり出した。
それが一段落したころ、岡野理恵が宵待市にいることがやっと判明した。
リツコは宵待市でゲイバーを始めた。
理恵の働くキャバクラからはさほど遠くない場所は高かったが、復讐を終えたら街から出るつもりなので、そこに店を開いた。
岡野理恵をリツコを街でつけまわしていたが、なかなか隙がない。
偶然だがキャバクラにしつこい客がいて警戒していたからだ。
リツコはそのストーカーのしつこい客と、はちあわせてしまった。
理恵の客に警官がいて、リツコはその客に暴行されかけているのを助けられた。
理恵に借りができてしまった。
これでは理恵を襲えない。
チャンスを待っているうちに理恵が逮捕された。
しゃばに出た理恵が連絡してきた。
しつこいルポライターのことを、うまく追い払ってと理恵に頼まれてしまったのである。
シャブを持ってきた「案内人」の男を、リツコは理恵の仲間だと思っている。
ルポライターの清河恭子を店で凌辱したリツコは、もう調べるのはやめなさい、と警告した。
岡野理恵は私の獲物。
誰にも渡さない。
リツコはそう考えている。
ルポライターの清河恭子は岡野理恵よりも、リツコに興味を持った。
「私のことを記事にするの?」
リツコはそう言われるとは思ってなかったので、驚いた。
清河恭子は、レイプされたら怯えて、逃げていくと思っていた。
「覚醒剤のことは記事にしません。ここで私がされたことも書きません」
以前AV女優や監督にゴーストライターとして取材しているときに、清河恭子は才能がある女優リツコの噂を聞いていた。
なぜ男性が整形してAV女優になり、才能を惜しまれつつ、引退したのか。
もし会えたらそれを聞いてみたかったのだと恭子が言い出した。


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