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RPG(レイププレイングゲーム)
官能リレー小説 - レイプ

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RPG(レイププレイングゲーム) 30

遠藤と美琴はベットでセックスせずに眠った。遠藤はシャブの効果が切れてきて眠気が出てきたのと、美琴も遠藤に抱きついているうちに安心してしまい、結局二人で抱き合って眠ってしまった。
遠藤と美琴が仔犬が寄り添って寝ているような感じで寝ているので、野沢と他の五人は遠藤と美琴をそっとしておいた。美琴が目をさました時、遠藤はいなくなっていった。
美琴は彼女として刑務所に面会に通い、必要なものはないか、お金はあるかなど、出所するまで気にかけ続けた。
「おつとめごくろうさま」
美琴は遠藤に煙草をくわえさせて、火をつけてやった。
昼12時、野沢と五人は岡野理恵の部屋に侵入していた。
理恵の部屋の前に行ったところ、扉のカギは閉まってなかった。
理恵はすっかり下着姿で寝入っていて、夜這いをかけたような状態だった。
「なんだ、せっかくよく寝てたから起こさなかったのに、来たのか」
「寝てる間に、隠してるドラックを見つけて取り上げよう」
寝ている岡野理恵の両手の親指を背中側で、結束バンドで繋げた。手首にもバンドをつけて、間に別の一本のバンドを通してつなぐ。
ホームセンターの日曜大工コーナーなどによくある安い品だが手軽に拘束できる。
野沢と五人が部屋を荒らしている間に、遠藤は注射器にシャブの結晶を入れ、理恵がいつも使っているマグカップに水を入れると注射器に吸い上げて、指で弾いてシャブを溶かす。
遠藤は理恵の内腿に注射針を刺して、シャブを打った。
「うぅっ、はぁはぁはぁ……」
理恵が目をさまして、息が乱している。
(量をまちがえたかな……)
遠藤が不安になり、理恵を見つめていた。
「おーい、遠藤あったぞ。便所のタンクの中に隠してやがった。小粒と大粒、こいつ両方持ってやがったぞ!」
野沢が得意気に遠藤に見せた。ビニール袋の中に台所用品のタッパーがあり、その中に合成麻薬がごっそり入っている。
「あとは財布の中に四万二千円。現金は部屋に置いてないみたいだな」
遠藤のそばに野沢と五人が集まってきた。
財布の中から運転免許証も見つけた。
本名は岡野理恵、年齢二十五歳。
「店では二十二歳って言ってたよな」
化粧を落としていて、下着姿でうつ伏せで腕を拘束されている理恵は、凛や琴音にくらべるとたしかに少し体つきが艶かしい感じである。
理恵は激しい動悸と息の乱れが落ち着いてくると、ぼやけていた視界がはっきりとしてきて、手足が冷たくなっている気がした。
「ちゃんと効いてるのか?」
「バッチリだ。これ以上、また打ったらショックで死ぬかもしれない」
野沢はそれを聞くと、手下に「玄関にちゃんとカギかけておけよ。あとカーテンも閉めておけ」と言った。
マンションのそばの路上では、捜査員たちが盗聴器からの音声を傍受して録音していた。
「奴らカーテンを閉めましたよ」
北河舞以外の捜査員たちは今すぐ踏み込むべきでは、という顔をしていた。
(野沢や遠藤がレイプゲームのレイパーなら、撮影して動画サイトに送信するはず)
野沢や遠藤は、岡野理恵が昨夜からターゲットにされていることを知らない。

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