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RPG(レイププレイングゲーム)
官能リレー小説 - レイプ

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RPG(レイププレイングゲーム) 15

村木のことを「本当のお兄ちゃんじゃないけど、お兄ちゃんって呼んでいい?」と雨風しのげるだけの建築中のマンションで毛布にくるまりながら言った少女がいたが、合成麻薬をくわされてレイプされた。
手首を切って「お兄ちゃんごめんね」とノートを破いた紙に遺書を残して自殺してしまった。
村木はその売人とヤクザをまとめて殴り、売人になった仲間を殺してしまった。
村木は殺した元仲間の遺体を背負い自首した。
由香を見ていると自殺した、ニセモノだが本当の妹みたいだった少女を村木は思い出す。
由香を見ていると、今のヤクザのふりをして生きている自分がわざとらしく思えてくる。
由香が来たので村木は煙草を消して窓を開けた。
「先生の部屋が煙草臭くなるじゃん、もう」
流生の顔を見たときやレイプゲームの話を聞いたときのこわばった表情は消えていた。
「何の話で呼んだの?」
「なあ、由香はこのあたりの援交グループのリーダーなのか?」
「リーダーは流生。私は女の子の相談を聞いたりしてるだけだよ」
「だから、カラオケBOXに先生も連れてまわされてる女を助けに来たのか。無謀だな」
「きっとバカなんだよ。村木さんがいなかったら、私もやられてたよね」
「そうだな」
村木は冷蔵庫から缶ビールを取り出して飲んだ。
「由香もビール飲むか?」
「苦いからビール嫌い」
村木はビールを飲み干してから言った。
「今日で援交グループは解散だ」
「どういうこと?」
「続けるなら、ヤクザのデリヘル嬢として働いてもらう。俺はそのあとシャブ漬けにされようが、めんどうはみない。それが嫌なら解散しろ」
そう言ったとき、流生がリビングに戻ってきた。
「村木さん、甘いよ。黙って援交してることをネタに脅してやらせればいいじゃないか」
「覚悟してやるなら、俺は好きにしろと言えるけどな」
流生は考えはヤクザに近いようだ。
「流生、援交してる女たちからも金を受け取ってるんだろう?」
「まあね」
客で金を払わないでヤリ逃げしたり、強引にレイプする客に制裁をくわえる。その保険料を月額でもらってるだけだと流生は言った。
「保険料なのか?」
「そうだよ。ヤクザのデリヘル嬢なら何かされたら、村木さんみたいに喧嘩の強い人が処理してくれるだろうけど、俺らは誰もいないから自分たちで頭の悪い客に落とし前はつけるんだ」
「流生が援交させてるわけじゃないのか?」
「それなりに忙しいんだよ。それに来年は受験だからそれなりに勉強しないといけないんだ」
「学校行かないで、ここでサボってるじゃねぇか。嘘つくなよ」
村木は言ってから、流生の後ろでかなり気まずそうに黙って立っている女教師に気がついた。

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