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RPG(レイププレイングゲーム)
官能リレー小説 - レイプ

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RPG(レイププレイングゲーム) 14

たしかに無許可風俗店で女たちを雇い働かせるより、レイプのほうが発覚しにくい。
金持ち連中のSMパーティやドラッグパーティなどヤクザがシャブを用意したり見張りぐらいはする。だが、運営までは手を出さない。
おそらくレイプゲームもその手のいかれた金持ちたちのギャンブルなのだ。ヤクザが金を巻き上げるのは、庶民でいい。下手に手を出せばやっかいなことになるだろう。
「レイプゲームの話はいいとして、この街で援交してる連中を仕切ってるのがお前と由香って話を聞いた。そっちはもらいたいんだけどな」
「手ぶらで帰れないってこと?」
「そういうことだ」
「村木さんのシノギにするの?」
「俺とは限らない。決めるのは山口だからな」
「ヤクザってもっと自由かと思った」
「最近はどの組も経営難なんだよ」
「じゃあ、由香も呼ばないとね」
流生が由香を呼びに行った。
女子高生の援交グループ。セックスはしない。強要したりレイプした客はガキどもに制裁される。制裁は妻や娘がいればレイプされ、さらに会社などにレイプされたと連絡される。
どうやって客の情報を得ているのか。泣き寝入りしたふりをして仲間に連絡。ラブホテルから出た途端にガキどもに袋叩きにされる。
警察に未成年に性的な猥褻な行為を強要して、復讐されたと言うわけにはいかない。
ヤクザの手口に近い。だが、ヤクザは金を巻き上げたら手を引くが、ガキどもは容赦なしだ。
ヤクザにガキどもをどうにかしてくれと金を持って泣きついて来る奴もいる。
未成年におあずけをくらって、逆上してガキに喧嘩を売ったのを後始末するのはヤクザの仕事ではない。ハニートラップで脅す本職のヤクザとしてはガキどもにしてはなかなかやるもんだと感心する。
ヤクザとしては援交してる女子高生や人妻にシャブをくわせて、たらしこんでから援交させる。こちらの選んだ客の相手をさせて、女にいちおう金を渡す。援交していたのは強要ではなかったことにするためだ。
人妻ならカモだが、女子高生の場合は援助交際していたとしても、こちらが不利になる。最近はヤクザもその手口で裏デリヘルをシノギにする奴は減りつつあるが、ガキどもがやっているのは、それよりも昔のツツモタセという手口だ。
村木は他のチームがそれをして客からカツアゲをしているのを、何度も潰した。それをしていれば必ずヤクザとバッティングするのがわかっていた。自分のチームの女たちには援交は禁止していた。
チームウルフ。
チームと言われていたが家出したガキどもが、建築中で放置されたマンションに勝手に住み着いて集まっていただけの集団。
バイトした金を全員で集めて、誰かの誕生日だとわかればケーキを買って酒を飲んだりして、家に帰る奴は止めなかったし、つきあって自立する奴らには、全員でカンパして送り出してやった。
仲間から抜けるから制裁するなど、村木はしたことがない。仲間といっても家に帰れない、居場所がない連中がつるんでサバイバルしていただけだ。
シャブではなく合法ハーブや合成麻薬が街に出まわり始めた。まだハーブ店などなかった頃の話だ。村木のチームの中で仲間に売る売人が出た。

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