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淫乱ハザード
官能リレー小説 - レイプ

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淫乱ハザード 3

それはクラスメイトの川野夕紀だった。
雅彦が知る普段の彼女は、真面目で性行為とは、未だ無縁そうな少女の筈だった。
だが、今、彼の目の前にいる夕紀は、上半身は裸で小振りな乳房を露わにし、とりあえず穿いたままに、なっているスカートは白濁液で汚れ、薄笑いを浮かべながら、ゆっくりと近づいて来ていた。

「ねぇ……セックスしよう、気持ちいいんだよ〜」
「どうなってんだよいったい!」
「杉浦くん〜おちんちん頂戴〜」
「あれ〜私のおチンチン、どこいったの〜?」

夕紀は出しっぱなしの、雅彦のペニスの気が付くと、その歩みを速め襲い掛かる。
更に保健室からは、絶頂から復帰した奈々枝が、居なくなった雅彦を探す声までが聞こえてくる。
身の危険を感じた雅彦は、慌ててパンツとズボンを穿くと、夕紀に背を向け全力で逃げ出した。

「なんで、おちんちん仕舞うの〜? まってよ杉浦くん〜」
「おチンコどこ〜? ハメハメするわよ〜」

逃げる雅彦に夕紀は大声で呼びかけながら追跡する。
夕紀たちの声に反応し、周囲の身を持て余した女たちも、雅彦に気づきこれを追う。

「くそっ! どんどん増えるじゃねえか!」
「あ〜男だ〜!」
「あはは……ハメてあげるよこっちきな〜」
「ちっ、前からも! ……上か!?」

前方からも迫って来る女を避ける為、雅彦は階段を駆け上がる。
だが、階段にも女はいた。

「ちょっと邪魔だぜ!」
「あっ、おと、あぁ……〜」

雅彦は階段にいた女の、腕を掴み引っ張ると、そのまま階段下に落とし、後ろから追ってきた女達にぶつける。
予想外の落下物に巻き込まれ、女たちは階段の下で積み重なり、うめき声を上げるのだった。


とりあえず追跡を、振り切る事が出来た雅彦は、近くまで来たついでに、教室へ戻ることにした。
もしかしたら、まだ誰か無事でいるかも知れない、そんな微かな希望を求め、教室へ向かう。

「くそ! 来るな! やめろぉっ!」

雅彦の耳に教室から、聞き覚えのある声が聞こえてくる。
急いで教室に駆け付けると、そこには女5人に壁際で囲まれ、下半身丸出しのまま、モップを武器にし振り回す、男子生徒の姿があった。

「あうっ…!」
「くそ、くそっ!」
「おうっ…! イタい…セックスさせろ……」
「ねぇ……私としようよ」

男子生徒は必死に抵抗を続けるが、女たちは殴られる事など、対して気にせずに、その距離を詰めていく。
一人の女が男子生徒に、手を掛けようとしたその時。

「吉沢!」
「なにっ、……杉浦!?」

手を伸ばしていた女は、隣にいた女を巻き込み、蹴り飛ばされる。

「今だ、逃げるぞ!」
「お、おう!」

雅彦の呼び掛けに答え、男子生徒はモップで女を突き飛ばすと、崩れた包囲網の穴から飛び出した。

「サンキュー、杉浦助かったぜ」
「気にすんなって、偶々通り掛かっただけだ」

雅彦は友達の吉沢亮太の礼を軽く受け流す。
亮太とは親友なので、今更改まって礼を受ける必要はないと思っていた。
それに雅彦自身も、亮太と合流出来た事による安堵感で、十分なお礼は受け取っていると思っていた。

「それで何処に逃げるつもりだ?」
「分かんねぇ! どこかいい隠れ場所ないか?」
「って、考えなしかよ! 俺だって分かんねぇよ!」

教室から逃げ出せたはいいものの、雅彦たちは隠れる場所もなく、逃げ回っていた。
この状況をどうすべきかと考えていると、突然校内放送のスピーカーが音を鳴らす。

『男子諸君、男子諸君に告げる! 無事な者は北校舎三階まで来なさい。現在無事な者達が、バリケードを作って籠城しています。繰り返します……』

「おい、聞いたか」
「ああ、立て籠もってるらしいな」
「行くか?」
「そうだな、今はそこに向かうのが安全かもな」

北校舎は主に専門教室が多く、元々生徒の利用率も少なかった。
その為、女を追い出しバリケードを作る事が、比較的に容易だったのだろうと、雅彦は考えた。
だが、現在居る南校舎からは、1階か2階の渡り廊下を、通らなければならなかった。

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