淫乱ハザード 2
押し付けられる胸の感触も、雅彦の抵抗する力を奪っていった。
「ふふふ…入るわ、おチンチン入るわ」
「やめ、止めろ! くっ……ああっ!」
「ああぁぁんっ! 来たわ、入ってきたわ!!」
遂に押し負けた雅彦は、彼女の蜜壷に肉竿を飲み込まれてしまう。
奈々枝は身体を反らし、膣に肉棒を受け入れた快感を、全身で味わう。
「んんっ、あっ、はあんっ! いいわ! こんなおチンチン隠してるなんて……んっ! もう、いけないおチンチン、なんだからっ……ああっ、はっ、んんっ……!」
肉棒を飲み込んだ奈々枝は、更に快楽を求めるために、自分の胸を掴むと乳房を手のひらでこね回し、乳首をつまんで扱き上げる。
「ああっ、先生っ……俺、もう、ヤバイっ……!」
「ふあっ……ダメよっ……おチンチンが……んっ! 小さくなるまでしてあげないとっ……それが、私の役目なんですからっ……ああんっ!」
「うっ……あぁ…うあぁっ…き、気持ち良過ぎるっ……!」
奈々枝は激しく体を上下させる。
顔を淫欲に歪めながらも、激しく抽送を繰り返して、歪んだ使命の下、射精させようと必死になっていた。
「はあっ、はあっ、はあっ、はあああんっ! おチンチン、おマンコ擦れてっ……、いいのっ……! 精液っ! 中に、膣内に出すのぉぉっ……!」
「うあぁっ、ぁ、うぅっ……も、もうダメだ! 出る、射精るっ!!」
「あぁぁんっ! 奥にぃぃ……ドクドク来てるぅぅ! はぁん、もっと、もっと出してっ!!」
「うおっ! うおぉぉぉぉっ……!!」
雅彦の肉棒が激しく脈打ち、普段の倍以上の精液が、搾り取られていく。
心臓が異常な速度で鼓動し、雅彦は射精の快楽と共に激しい苦痛を感じていた。
(ヤバイ! 気持ちいいけど、このままだと……死ぬ!)
「あぁぁぁっ! 来てるぅぅ、キテるわぁぁぁっ! イッくぅぅぅぅ!!」
「くぅっ……うぉりゃぁぁ!」
腰の上で絶頂によがり狂う奈々枝を、雅彦は気力を絞り押し退ける。
「あんっ!」
「はぁ……はぁ……危なかった……よし、今の内に」
全身を痙攣させ脱力していた奈々枝は、ベッドから転げ落ち床に転がる。
それでも尚、絶頂の余韻を堪能し続ける奈々枝を無視し、雅彦は急いで保健室から逃げ出した。
廊下に出た雅彦は驚くべき光景を目撃する。
そこかしこで男たちが女たちに押し倒され、男子生徒も男性教師もお構いなく、女達に精を絞り取られていた。
男の事など微塵も気にしない一方的な搾取。
雅彦の目には、羨ましいなどとは一切映らず、先ほどの危機と相まって、地獄絵図にしか見えなかった。
「あ〜杉浦君だ〜」
「なっ、川野!?」
呆然と立ち尽くす雅彦に声を掛ける者がいた。