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婦警さんが悪に負ける訳がない
官能リレー小説 - レイプ

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婦警さんが悪に負ける訳がない 15

両肩に食い込んでいた指先が、二の腕を撫で下ろしながら、ブラウスを内側から押し上げるボリュームたっぷりのバストに襲いかかる。
その先端はすでに、痛いくらいに尖りきって、男からの刺激への期待にふるえていた。
荒々しい指先が、左右同時に乳首を捕らえてしまう。
「っく、フぅン……」
唇を塞がれた真由美の、切なげな鼻息が秋元のまつげをくすぐった…。
(・・・これがあの真由美なのか!?・・・あのお高く止まった、このわたしを上司とも思っていないどころか、ほかの部下たちから、影の署長などと呼ばれている、月野くんなのか・・・)

想定外の真由美のリアクションに戸惑いながら、それでも秋元は真由美の舌の上に自分の唾液をたっぷりと送り込む。
こくん、ゴクンと、嬉しげに喉をならしてそれを飲み下す真由美は、ブラウスの張り付いた乳をもてあそぶ秋元の手に、自分の身をすり寄せてくる。
口の中の真由美の舌もまた、唾液のおかわりを求めて秋元のそれに絡み付いてくるのだった。
(もっと……もっと下さい)
言葉を使わずに、真由美にそう囁かれているような気がする秋元であった。
思わず左手のなかの乳房を乱暴にわしづかみながら、右手を真由美の下腹へと滑り落とす。
「・・・!?」
真由美の内股を伝う汗に混じって、大量の粘液が秋元の手のひらを汚した。
異常なほどの、バルトリン腺液の分泌であった。

混濁する意識の中、真由美は夢中で『夫』の行為に応じていた。

互いに部下を抱え、多忙で責任の重い立場にある。たまの性行為のさいには、出来るだけ好きなように振る舞おうと言うのが夫婦間の暗黙のルールであった。
多忙を極める警察官僚の夫靖幸が、ほぼ半年ぶりに自分の肉体を求めてくれたのだ。
普段と違うような、手錠を使ったプレイを始められて少し戸惑ったが、そんな夫を可愛いとすら思う真由美であった。
真っ黒に日焼けした夫が、背後から耳たぶを甘噛みしながらずっしり重い乳房を両手ですくいあげるようにもみ始める。
後ろ手に手錠をかけられた真由美の指先に、半勃ちの夫自身を握らせながら、お尻の山を左右交互に鷲掴むのは、色白で金髪の夫だ。
奇妙な入れ墨の夫が、ピアスをした舌先で右脚をしつこく舐め上げるくすぐったさをこらえながら、頭のてっぺんが薄い、一見すると気の弱そうな中年男の顔をした、どこかさえない夫が、ブラウスをブラごと引き裂き、こぼれだした双乳にけだもののようにむしゃぶりついてくる刺激に泣き声を上げる…。

真由美は『夫たち』の行為に歓声を上げ、狂った雌の蛇のように身をよじりながら酔いしれるのだった。
「はあ、ハア・・・」
舐めごたえのありすぎる乳房の表面を、自分のヨダレで塗りつぶし終えたところで、秋元…の顔をした『夫』が顔をあげた。
「delicious・・・very-very-deliciousfull!!」
左太ももを止めどなく伝い落ちる真由美の体液を充分味わった、タトゥーの『夫』もまた、ため息混じりに満足げな顔をあげる。
夢中で唇をむさぼりながら乳房を揉みまくっていた黒い『夫』も、露出したままの尻の狭間に"尻ズリ"させていた白い『夫』もまた、秋元が離れる気配に一様に顔をあげたのだった。

「さあ、マユ・・・キミの素敵なところ、見せてもらうよ?」
名残惜しげに乳房をくすぐっていた秋元の両手が、その予告通りに真由美の小さな下着を残すのみの下半身に滑り落ちて行く。

(…みて、もらえる………)
夢見るように閉じられた真由美の両目を縁取る睫毛が、期待にふるえていた。
(久しぶり…久し振りに、アナタに……見てもらえるんだわ……ああ…)

薬のせいで狂わされた思考は、秋元の姿をした、または奇妙な外国人たちの姿をした男たちが、すべて愛する夫であると思い込ませてしまっていた。
あるいは、婦警が悪に負けるわけがないという矜持が保てなくなりつつある今、そう思い込もうとすることで、真由美は自分自身の精神を守ろうとしているのかもしれなかったのだが…。

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