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寄生虫〜女子高生強姦寄生〜
官能リレー小説 - レイプ

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寄生虫〜女子高生強姦寄生〜 41


「つまり、実験を行う上で必要だと?」

「その通りです。
後で薬のデータとサンプルを回しますので、皆様方も使用してみてください。
用途に合わせて最適なものを開発したので、実験が一層はかどると思いますよ。」

「ぐッ・・・で・・・では、勝手に品種改良を行ったのはどうなんだ!!!
貴様にそんな権限は無いはずだ!!!!!」

中年は血走った目で青年を睨みつける。
それに対し、青年は決して余裕を崩さない。

「それに関しては謝罪があります。」

「な・・・何!?」

あっさりと自分の非を認めた青年に、中年は呆気にとられる。
そんな中年を尻目に、青年は老人に向かって頭を下げた。

「前回の会議で所長は私に、今回の一件を一任してくださいました。
どうも、その意味を履き違えていたようです。
本当にすいませんでした。」

「ふむ・・・それで、品種改良はうまくいったのかね?」

「はい。
まず、“あれ”が卵から生まれて脳に寄生するまでの時間を約3分の1に短縮することに成功しました」

「な゛・・・!?」

驚いて口が開けっ放しになっている中年を無視し、青年はさらに続ける。

「さらに、“あれ”の情報をベースにまったく新しい寄生生物の開発に成功。
現在は私の第一実験室で生育中です。」

「・・・」

青年のあまりの優秀さに口が塞がらない中年。
老人はしばらくの間、黙って青年を見ていたが、やがて満足そうに頷き青年に声をかける。

「そうか。
よくやってくれた。今回の独断行為は不問としよう。
だが、君は優秀すぎるが故に一人で行動しすぎ、報告が遅れる傾向がある。
今後はくれぐれも注意したまえ。」

「はい。
肝に命じます。」

「では、今回の会議はこれで・・・」

「ま、待って下さい!!!では被験者の人数はどうなるのですか!?
いないということは脱走したということ。
それはお前の責任だろう!?」

青年は中年の言葉を気にせず立ち上がり、会議室を後にしようとする。
その途中で立ち止まり、顔を中年に向けずに答えた。

「ああ、彼女のことを言っているのなら、私の部屋で休んでいますよ。
インフルエンザにかかって、正しい実験結果が出そうにないので。
拘束部屋に置いていては他の被験者にも影響が出るので、私の部屋に隔離しています。
もうよろしいですか?」

「ぐぅッ・・・」

静かになった中年を、青年は一瞥もせずに部屋を後にする。
青年を失脚させようとした中年の目論見は失敗した。
それどころか、青年の優秀さを周りに示す結果となってしまった。
青ざめた顔をした中年を無視して、会議の出席者は会議室を後にする。

「そんな・・・奴は必ず私の出世の邪魔になる・・・排除しなくては・・・」

一人取り残された会議室に、中年の声が小さく響いた。



青年は会議を終え、自らに宛がわれた部屋に帰ろうとしていた。
その途中で、先ほどのことを思い出す。

(あのオヤジ・・・何かと僕に突っかかってくるんだよなぁ・・・ホント、鬱陶しい。)

会議用の丁寧な言葉遣いは崩れ、自らの素が出ている。

(それにしても、本当にくだらない。
こっちは早く帰りたいってのに。)

何か気がかりがあるのか、青年の足が速まる。
顔にはいつもの微笑ではなく、満面の笑みが浮かんでいた。

(ああ、早く帰りたい。
だって僕の部屋には・・・)

青年が自室のドアに手をかける。
いつもより僅かに強めにドアが開かれる。

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