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寄生虫〜女子高生強姦寄生〜
官能リレー小説 - レイプ

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寄生虫〜女子高生強姦寄生〜 34


「・・・」

「こんな狂った行為に、意味があると?」

全く意味の分からない状況から始まり、ようやく全貌を知ることが出来るかもしれないと考えた二人は、青年の話しに耳を傾ける。
二人が興味を持ったことを感じた青年は、満面の笑みを浮かべて話し始めた。

「まずは“鬼”について。
彼らは君たちと同じ、僕の指示で連れてこられた人だったんだ。」

「で、でもあの人たちは自分から女の人を襲ってたじゃない。
普通だったらそんなことはしないわ!!!」

「そう、彼らはもう普通じゃない。」

「えっ・・・」

青年の言葉に息を飲む美穂。
青年は構わずに続けた。

「彼らには、とある寄生虫が寄生しているんだ。
その症状は、性欲の虜になること。
元々はこの研究所で誕生したものだった。
しかし、外部に流出してしまってね。
高校一つ分を壊滅状態にした。」

「そんな・・・」

青年の言葉に絶句する美穂。
ソフィアは黙って青年の言葉を聞いているが、顔には嫌悪感がにじみ出ていた。

「その事件の隠ぺいのついでに、僕は日本全土から一般人を誘拐することを指示した。
いなくなった人が一カ所に集中していては、足がつく可能性があるからね。」

「それで?そんな危険な寄生虫を研究して、さらには実験などといってこんなことをして、何をするつもりですか?」

青年を睨みながら、ソフィアが言葉を発する。
青年の笑みが強くなったように美穂は感じた。

「研究所としては、この寄生虫が誕生したと知ったある国から依頼を受けてね。
どうも、寄生虫の発情作用を人間の支配に使いたいらしい。」

「支配・・・?」

「たとえばさ、君たちがこの寄生虫に寄生されたとする。
性欲の虜になって、男のペ○スを求めるようになる。
そして、治療薬か何かで一時的に正気を取り戻す。
見せられるのは男のペ○スを嬉しそうに飲み込む自分の姿。
このまま薬の作用が切れれば、再び寄生虫によって乱れる自分。
そんな中、国家は忠誠さえ誓えば治療薬を支給するという。
脳まで浸透しているため、自力で寄生虫を駆除することは不可能。
・・・さて、君ならどうする?」

「ッ・・・」

言葉を失う美穂とソフィア。
もしそうなったら、人としての尊厳を保つためならば従うしかないだろう。
しかも、寄生虫がいなくならない限り、地獄は一生続くのだ。

「まぁ、そのほかにも使い方は考えてるみたいだけど、僕としてはどうでもいい。
ただ、君たち実験材料が、顔を快楽に歪めて喘ぐ様子を見れればね。」

「そんなことのためにこんなことを・・・」

「どうしようもない屑ですね・・・
美穂、もう行きましょう。」

「どこに行くというんだい?」

「あなたは先ほど、私たちの後ろの扉がゴールであると言ったはずです。“鬼”から逃げきった者に危害を加えるのはルール違反では?」
それを聞いた青年は堪えきれないと言った風に、大声で笑い始めた。

「あっはっはっはっはっは!!!!!」

「な、何がおかしいのですか!?」

「いやぁ・・・何でわざわざこんなことを話したと思ってるの?
そもそも、こことあの街はつながっているんだよ?
つまり、今までの話は単純な・・・時間稼ぎなんだよ!!!」

その言葉と同時に、入り口の扉が開く。
そこには、“鬼”のなかでも最大のチ○コをもつ二人が立っていた。

「しまっ・・・!!!美穂ッ!!!!!」

「ひぃぃ!!!??」

二人は青年に背を向けると、一目散に駆け出す。
扉まで、あと30メートル。

「はッ!!!はッ!!!はッ!!!」

「いやぁぁぁぁぁ!!!!!」

急に走り出したことにより息が切れ、足がもつれる。
それでも、止まることは出来ない。
止まったが最期、あの禍々しいまでの肉の杭を打ち込まれてしまう。

「ぐおぉぉぉぉぉ!!!!!」

男は雄叫びを上げ、尋常でない速度で追ってくる。
残り20メートル。

「こないでぇぇぇぇぇ!!!!!」

「ここまで来て・・・捕まるわけにはいきませんッ!!!!!」

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