寄生虫〜女子高生強姦寄生〜 24
CASE7 新島 美穂の逃亡記〜地獄の鬼ごっこ〜
「ん・・・?」
入り組んだ廊下のような場所で、新島 美穂(にいじま みほ)は目を覚ました。
どうやら意識を失っていたようだ。
彼女のほかにも数十人の女性が、横たわっていた。
自分と同じ高校生くらいの少女から、二十代後半とみられる大人びた女性。
明らかに周囲の人間よりも年上だが、女の色気を感じさせる、ムッチリとした熟女。
さらには、明らかに自分よりも若い、小学校高学年と見られる幼子まで、様々な年代が集められているようだ。
そして、それらは自分自身も含めて全裸であった。
「な・・・!?なに・・・これ?」
異常ともいえる状況に、絶句する美穂。
しだいに、周りの女性たちも意識を覚醒し始める。
「ここどこ・・・?」
「何でこんなとこに?」
口々に疑問の声をあげる彼女たちの耳に、悪魔の声が響きわたったのは、全員が覚醒してからだった。
「やあ、おはよう。突然だが、君たちには実験に参加してもらうよ。」
廊下の角に取り付けられたスピーカーから、青年の声が響く。
女性たちからは次々に非難の声が上がった。
「ちょっと!!!ここどこよ!?」
「こんな恰好させて・・・訴えますよ!?」
「おうちに帰してよぉ!!!」
全員が声を張り上げるが、青年は動じない。
不気味なくらい落ち着いた声で、彼女たちに説明を始めた。
「慌てない、慌てない。今から説明するからさ。君たちに今からやってもらうのは・・・“鬼ごっこ”で〜す。」
「は・・・?」
「鬼ごっこ・・・ですか?」
身構えていたところに、自分たちも過去にやったことのある遊びの名前が出てきて唖然とする。
青年の声は説明を続けた。
「もちろん、ただの鬼ごっこじゃないよ。君たちは僕の部下が捕らえた、まだ“奴ら”に寄生されていない人間だ。そんな君たちを前にして、宿主が君たちを犯すためにどんな身体能力を発揮するのか!?いやぁ・・・気になるねぇ・・・」
その言葉に、一同は凍り付く。
青年の言葉はほとんどが理解できなかったが、青年は確かに“犯す”と発言した。
それはつまり・・・
「ああ、ちなみに範囲の指定はないよ。ただ、捕まったら即レイプ。その後は別の実験の材料になってもらうけど。」
青年の口からは淡々と説明が続けられる。
あまりの事態に耐えかねた美穂は声を荒げた。
「ちょっと待ちなさい!!!そんなの納得できるわけが・・・」
「以上。説明終了!!!それじゃあ早速・・・スタートォ!!!!!」
ペタ・・・ペタ・・・
廊下の曲がり角から、裸足で歩くような音が響いてくる。
彼女たちの視線がそちらに向けられる。
そして、それは姿を現した。
「フーッ・・・フーッ・・・!!!」
「ひぃ!?」
現れたのは全裸の男たち。
息が荒く、目は血走っている。
しかし、問題はそこではない。
彼女たちの視線は、ただ一点のみに注がれていた。
そう、男の猛々しく勃起した肉棒に。
それはあまりにも巨大だった。
ゆうに20センチを超えて、30センチに届くのではないかというほどの長さ。
彼女たちの手首ほどもある太さ。
間違いなく、ふつうの人生ではお目にかかることのない。
ましてや、セックスなど不可能なほどの巨根であった。
真っ赤に肥大した亀頭からは、先走り汁があふれだし、ポタポタと床に垂れていた。
それが数人、並んで彼女たちを見つめていた。
「いやぁぁぁぁぁ!?」
あまりの衝撃に止まっていた時間の中で、誰かが声を張り上げる。
彼女たちと男の目があう。
「ぐぉぉぉぉぉ!!!!!」
男は獲物を見つけた歓喜か、声を張り上げる。
地獄の鬼ごっこが、今始まった・・・
蜘蛛の子を散らすように、女達は逃げ出した。
だか、状況に付いて行けず、逃げ遅れる者というのは必ず出るのであった。
数名の女がその場で硬直したまま、男に捕まった。
「いやー!止めてぇぇ!!」
「無理ぃ!そんなの無理ぃ!……ひぎぃ!!」
規格外の肉の牙を突き立てられた女達は、その苦痛に白目を向き痙攣し失禁する。
女達の中を蹂躙している物が、外からでも分かるほど、下腹部が押し上げられていた。
「お゛っ!お゛っ!お゛ぉぉっ!」
「ぐるじぃぃ…だす…け……おぶっ!」
男達はオナホールでも扱うように、女達の性器を蹂躙し、好き勝手なタイミングで射精を始めた。
尋常で無い量の精液を、子宮に流し込まれた女達は皆、妊婦のように腹を膨らませていた。
ただの物として犯される女達を、目の当たりにした逃げ延びた女達は、その凄惨な陵辱現場から少しでも、逃げる為に全力で走る。
長い通路の先に扉が見えてくる。
先頭を行く者が扉に近づくと、扉は独りでに開き道が開かれる。
そこには人の気配の無い街が広がっていた。