人肉加工処理場 20
「えらいぞ一号、よく飲んだな…それじゃあ褒美をあげなくちゃな?」
「は、はい…ありがと…んぶっ…んゴクッ…ございますっ…んぐっ…」
そしてご褒美、の言葉に嬉しそうな表情を浮かべた一号は三つ指をついた後に、目を閉じ大きめに口を開いた。
朝一番の排尿は牝牛達のご褒美、ということになっている、群れで飼育されていた頃の一号はそれほど積極的ではなかったが、今現在春男の側で仕えるようになってからは、朝になるとこうして進んで口を開き、ご褒美をねだることも珍しくはなかった。
それに無駄口を叩かずにゴキュゴキュと喉をならしてたっぷりとたまった尿を飲み干すその姿は、春男からしてもなかなかに気分のいいものだった。
「ふぅ…ごちそうさま…でした…」
ジュルジュルと音を立てて残留した尿を吸い出す姿を眺めた後に、春男は満足そうに、浴室に行くぞ、と一号に語りかける。
「一号は最近は頑張っているみたいだからな、髪も俺が流してやるよ」
優しい笑顔を浮かべそう語りかける春男の姿は、一号からすれば疲れきっていた春男が自分により癒されているのかもしれない…と感じ、あわい期待をしながらもあまり表情に出さずにぺこり、と頭を下げるのみに留まっていた。
「ありがとうございます、その…ご主人様の手を煩わせるのは申し訳ないですが…」
「何を言うんだ?お前は立派な牝牛でメイドだよ、こんなにもよく働いてくれている…俺がお前を抱いてあげられなかったのが申し訳ないくらいさ、まあもう疲労は大分取れたからな…歯を磨いたら犯してやってもいいぞ?」
「ほ、本当ですかっ?」
「ああ、本当だよ…一号、お前には感謝してもし切れないくらいさ」
春男は最近あまり浮かべていなかった笑顔を浮かべながらそう返すとポンポンと頭をなで回した、夏美が小さい頃もよく誉めるときに行っていたこの仕草は多少癖になっているのだろう。
リーは何を考えているのか解らないし、クローニングした夏美を調教するのは楽しそうだがそれをすれば何かを自分は越えてしまいそうだ…という考えがあるためか、一号は心を許すのにはうってつけな存在だったし、なによりまずいことを知ってしまったときには遠慮なく食べてしまえる…命を手のひらの上で遠慮なく転がせるという快楽に春男は酔いしれながらも、浴室で一号の長い髪を綺麗に洗い、歯磨きも母親が子供にするときのように歯ブラシを使い口腔を綺麗に洗っていた。
「痒いところがあったら言うんだぞ?歯も同じだからな?」
「は、はい…ありがとうございます…」
こういうことをすると恥ずかしがってしまう一号が春男には可愛らしく見えるし、身だしなみを整えられる、という行為もセックス以外で征服欲を満たすのには中々楽しい行為だった。
言うなれば牛に対するブラシがけといったところだろうか、綺麗に歯を洗い髪も調え、清潔にした後に一緒に一号と浴槽に浸かるのはとても気持ちがいいし、なにより一号はサービス満点な性格だ。
「ふふ、よーしよーし…いつもお仕事お疲れ様でした…ご主人様…あったかくて気持ちいいですねぇ?こちらも気持ちいいですかぁ?」
その豊かな乳房を使い顔をパフパフしながら、優しく髪を撫で回して労う姿に癒されないものはいないだろう。
春男を甘やかしながらもおねだりと言わんばかりに太ももに遠慮なくチンポを挟み込み、甘く刺激を与えてくるのもなかなかに心地がいい…こんなにいい子なら結婚してもいいかもな…春男はそんなことを考えては軽く首を降る。
今さらそんな甘い夢を見ることなど俺には許されない…食われる運命の少女達に同情してしまったらどうする気だ…春男はそう考えて思考を持ち直した。
「悩んでいるのですか?ご主人様…辛かったらすぐ一号に申し付けてくださいね?」
「ああ、すまないな一号…お前に気苦労をかけるなんてな…」
あくまで一号も家畜ではあるが、今はそんな関係から離れてこうして愛し合うのも悪くないし、なにより春男には心を癒してもらえる存在が何より必要だった。
一号の優しさに思う存分癒され春男は浴室を後にすると食事に移ることにした。
当然のように一号に身体を拭いてもらい、服を着せてもらうという行為にもなれたためか、すんなり全てを終えた後に、一号は裸エプロンを身に付けて料理を始める。
「それでは少しお待ちくださいませ、お料理にはよりをかけさせていただきますね?」
嬉しそうに話す一号に春男も笑顔を返すが、その視線は一号ではなくその尻肉に向けられていた。