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レースクイーンの悲劇
官能リレー小説 - レイプ

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レースクイーンの悲劇 4

「本当ですか…?」
栞が驚きの声をあげる。
「うん、僕の友人で社長をやってる男なんだけど、発表会のスポーツ紙の記事を見て興味を持ったらしいんだ」
「へえ…」
紫苑も驚きを隠さない。

「どうかな?今からその彼のところに行くんだけど」
祐樹の誘いに対して
「はい、是非」
「(紫苑さん!?)」
頷いた紫苑に栞は驚く。

「(シーちゃん、こんなこと、二度とないチャンスだよ)」
「(ま、まあ、そうですけど…)」
「2人にはもっと輝いてほしいんだ」
祐樹の爽やかな笑顔を見ると、栞も断るわけにはいかなかった。

早速、祐樹の友人というその社長に会いに、2人は祐樹の車に乗って向かう。

「どんな人なんでしょう?」
「まだ若いけど、しっかりした男だよ。僕よりも若いんじゃないかな」
「祐樹さんよりもですか?」

祐樹とともに向かった高層ビル、その一室に事務所がある。

「お待ちしてました」
そう言って出迎えたのは園田幸成。
芸能事務所『スターライト・プロモーション』の社長である。

彼もまた、祐樹と同じく爽やかな外見である。
栞と紫苑はその姿に思わず見惚れてしまった。

「やあ、園田くん」
「その2人ですね。例のレースクイーンの」
「うん、秋月栞ちゃんと牧瀬紫苑ちゃん」

幸成は爽やかな笑顔で2人を見る。
「2人とも初めまして。僕は園田幸成。スターライト・プロモーションの社長をしているんだ」

「「よ、よろしくお願いします!」」
緊張からか、上擦った声で頭を下げる2人。
「そんなに緊張しないでよ」

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