山手線電マ大会 27
「も…や…め…て」
ゆいは首を振る。
「イッたのは事実だ。羽鳥、お前は先生が思っていた以上に淫乱なようだな。このまま帰宅させるわけにはいかない。性欲をもてあます余り、売春行為をする可能性があるからな」
訳の分からない理屈で、性欲発散のため放課後にホテルに行くかとしつこく聞かれ、涙ながらに「それだけは許して下さい」と懇願しているところでドアがノックされ、ゆいは事なきを得た。
余りの遅さを心配した担任が、様子を見に来たのだ。
その日の夜。
帰宅した田中の家のドアノブに、ビニール袋がぶら下げられていた。中には一枚のDVD。
そう、電車内でのレイプが、男達の都合の良いように編集されたものだ。男達は逮捕されたようだが、フィルムは男の仲間に渡ってしまったのだ。
しかも電車内ですでに、DVDを送る手はずは取られていた。その内の宛先の一つが、前々からゆいを狙っていることを知られていた田中の家なのである。
田中は自宅に入りビニールの中身を取り出した。DVDにはメモ紙が一枚貼り付けられていた。
『あなたが勤める学校の女子生徒が乱交している現場を記録したものです。使い道はご自由に』
いぶかしみながらもDVDを付けてみると、そこには信じられない光景が写し出されていた。清純派だと思っていた羽鳥ゆいが、卑猥な台詞を叫びながら男達とヤリまくる映像である。今日、自分にマ○コを触られて真っ赤な顔で泣いていたゆいの姿からは到底考えられない姿である。
田中は思わず自慰の準備をして画面に見入った。
ゆいが振動する電マの上にM字開脚で座り、よがり狂っている場面だった。
この時点でゆいの声が入るのはほとんど喘ぎ声ばかりで、意味のある台詞を言っていそうな場面は無音になっていた。しかもゆいの顔は泣き顔に近い顔である。しかし今の田中には、そんな不自然さは気にならなかった。
「あいつ…清純そうな顔して電マの趣味があったのか…!!」
ゆいの後ろの膝の下から両手を回した男が人差し指と中指でマ○コを広げ、薬指でクリ○リスの皮を剥いた。そこに前の男が電マを近づけていく。
アップで写された下半身が左右に暴れる。だが、見ようによっては、誘っているようにも見えなくはない。
その後、にぎり棒に固定された、バイブ付きの電マ二本を使ってマ○コとア○ル同時にオ○ニーするシーンまであった。