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レイプ犯の子を宿した母
官能リレー小説 - レイプ

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レイプ犯の子を宿した母 18

ダイニングの椅子に座りながら夫や子供たちの帰りを待つゆう子は、顔を覆い続けていた。
悲嘆にくれているだけではない。
男とのセックスが嫌でも頭をよぎってしまう。
自分で男の唇を吸い出し激しい接吻を求めていたこと…。
男に何度も子宮口を激しく突かれて数えきれないほどの絶頂を迎えていた1シーン1シーンが走馬灯のように頭を駆け巡る。
身体の芯が熱くなってきて顔がほてりだしてくるようだ。
夫との寝屋では一度も味わったことのない快感…。
極めつけは絶頂の寸前で何度も男の巨大な一物を引き抜かれて迎えた最後の絶頂。
ICレコーダーで聞かされた自分の声は獣以外の何物でもなかった…。
セックスがあんなにも気持ちよく、人の理性を破壊するものだったとは…。
動悸がしてくるが、いくらその記憶を振り払おうと思ってもゆう子の頭には容赦なく男との情交がよみがえる。
ドンッ!
ゆう子はテーブルを思いっきり叩くことによってその記憶を振り払おうとした。
「どうしたんだ?」
ハッとして振り向くと夫が立っていた。
「あっ!ごめんなさい。お帰りなさい。」
ゆう子は精一杯の笑顔を見せようとするが涙でむくんでいる顔は到底化粧でごまかしきれるものではなかった。
「何かあったのか」
夫は優しくゆう子の髪と背中をなでながら妻の身体を抱きしめる。
夫の優しい抱擁に安心しきったゆう子は夫に口づけを求めるように顔を近づける。
「ううん。今日はいつになく生理がきつくて…。」
ゆう子は夫の首に手を回しながら口づけを求めた。
いつになく積極的なゆう子に、夫も答える。
ゆっくりと舌を絡めてくるゆう子の態度に興奮してきた夫はゆう子の胸を揉み始めた。
そして、その手がゆう子のスカートの中に入ってくる時に、ゆう子が身体を話した。
「今日は生理だからそれは許して…」
静かに夫の傍を離れて台所に向かうゆう子の顔はひきつっていた。
夫に抱きしめられた時に身体に力が入って、秘部からドロッとしたものが出てきて、ショーツを汚したのだった。
男の精液であることは言うまでもない。
その感触から、ゆう子の脳内には再び男とのセックスシーンがまざまざとよみがえってきたのであった。

ゆう子は台所の奥から夫に語り掛けた。
「ねぇ。実家のお母さんが体調が悪いらしいのね。実家に1週間ほど帰ってもいい?」
「もちろんだよ」
夫は優しく答えた。
夫のソフトな語り口調が大好きなゆう子は、その優しさが心の琴線に触れて涙ぐんだ。
翌日、ゆう子は実家に向かう準備を始めた。その日の新幹線で人里離れた実家に向かう予定だった。
簡単に荷造りをしながら、何度もお腹をさすり物思いにふける。
男が置いていった離婚届けと婚姻届けは当然自宅に置いていく。

そしてゆう子が荷物を持って向かった場所は産婦人科であった。
昨夜、口の堅い友人を通じてほぼ即日中絶手術を施してくれる病院を探してあったのだ。
中絶手術を施して、意識朦朧としたままタクシーに乗り、東京駅から新幹線に乗った。
実家で心の傷を癒すだけでなく、中絶手術をして疲れ切った身体を休める目的もあったのだ。
お腹からあの男の血を引いた子供がいなくなることによって、ゆう子の心は幾分軽くなった。

ピンポーン

古びた家屋の玄関の呼び出し音を鳴らすと、初老の女性が現れた。
ゆう子の母親である。
久しぶりの再会にゆう子も顔がほころぶ。
山里とも言える場所にゆう子の実家はあった。
母屋の他にひと部屋が20畳ほどの広い離れがある。
父母と久しぶりの歓談を済ませたゆう子は、しかしその疲れを隠すことは出来ず、母親がゆう子を気遣い離れにはすでに布団を敷いてあった。
親の心に久しぶりに触れたのである。
ここでゆう子は2、3日死んだように眠っていた。
体調がかんばしくないことは両親にも告げてある。
また両親は、ゆう子が到着してから2日後、つまり昨日、かねてから予定してあった伊豆の温泉旅行にでかけた。
ゆっくり娘を休ませてあげた両親としてはちょうど良かったのである。
広いたたずまいの中でゆう子はノンビリと休むことが出来る。

実家の裏には裏山というだけでは収まり切れないほどの自家山林が拡がっていた。
ゆう子の実家は地元ではちょっとした名士なのである。

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