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アキラ君の「ちょっと待ってよお兄ちゃん!」
官能リレー小説 - 近親相姦

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アキラ君の「ちょっと待ってよお兄ちゃん!」 7

ポツリと呟くお兄ちゃんの顔を見上げた。
そこには、苦悩の色が見てとれた。
「お前にあんな事しといて、今更って思うだろうが、俺はお前を守りたい」
お兄ちゃんの瞳は、真剣その物だった。
でも、今のお兄ちゃんを見るのは辛かった。
「止めてよ、気色の悪い。
なんか悪いもんでも、食べたんじゃない?」
「俺は本気だ!」
「……もういいよ。
お兄ちゃんが代わりにしてくれるんなら、任せるよ。
だから手、放して」
お兄ちゃんは慌てて手を放した。
今まで掴まれていた手を擦りながら、俺はそこから逃げるように、自分の部屋に戻った。
窓を開けはなった部屋は蒸していた
空梅雨だろうと豪雨だろうとこの時期は嫌になるくらい蒸した空気に満ちている
電気代を考える以前にこの家(アパート)にはエアコンは付いていない
断熱性が低い建物だから元から効果は期待できない
お兄ちゃんに握られた手首を擦る手をみる
擦っている手からはみ出すお兄ちゃんの手の痕
「お兄ちゃんが大きいのか、俺が小さいのか…」
(それとも縮んだのか)
最後のは言葉にできなかった
背中を扉に預け、ズルズルと床に座り込む
フローリングから冷たさがお尻に伝わって心地よかった
暑い日はタオルケットを床に敷いて寝るのが一番だ
俺は現実逃避のネタを探し続けた
(ネタと言えば)
俺はお兄ちゃんの部屋からちょろまかしたエロ本を机の裏から引っ張り出す
修正が小さいが男とsexをしている女の表情がわざとらし過ぎて好きじゃなかった
しかし、これしかなかったからこれで抜いてた
だが今は『抜く』と言う事は出来ない。
手にしたエロ本の表紙をめくる。
そこには胸の大きなネェチャンが、これみよがしに自らの双丘を持ち上げ、寄せる姿が写っていた。
エロ本を床に置き、自分の膨らみに手を添えた。
掌にスッポリと収まる程度だけど、それでも確かに男にはない二つの膨らみが、そこにはあった。
そっと押さえてみる。
「ぁっ…」
思わず、声が漏れた。
甘いうずきが二つの胸に走り、腰の辺りがズンと重くなった。
円を描くように、掌で優しく刺激させる。
布地で擦れて、どんどんうずきが増してくる。

それに連れ、口から勝手に吐息が漏れる。
身体を駆け巡る快感を大切に拾い集めていると、もう『好きでもないエロ本は必要ないんだ』と言うことに気付いた。
いつの間にか、胸の先が硬くなっていた。
半ば弾くように、指でそこを滑らせた。
「は…ふぁ…」
今までのような、優しく包み込む感覚とは違い、深く一点を突き刺す。
お兄ちゃんに触られた胸。
あの時の姿が、頭の隅にちらついた。
すると何故か、今まで以上に俺の身体が反応した。
腰の辺りがどんどん痺れてくる。
少しずつ、自分じゃなくなりそうな感覚。
怖いけど、やめられない。

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