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アキラ君の「ちょっと待ってよお兄ちゃん!」
官能リレー小説 - 近親相姦

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アキラ君の「ちょっと待ってよお兄ちゃん!」 5

「アキラ君、一体何を隠してるのか、真由美お姉さんに話してくれる?」
ニコヤカに尋ねてくる真由美さんに恐怖を覚え、俺は今朝の出来事を(お兄ちゃんとの顛末はさすがに黙っていたが)話し、今の生活を壊したくないという意思も伝えた。
真由美さんは俺の話を黙って最後まで聞いてくれた後、難しい表情で口を開いた。
「アキラ君の気持ちも分からないわけじゃないけど、かなり負担がかかる事になるわよ?」
「覚悟の上です。
それに、ここで学校を代わっても、もしまた元に戻ったりしたら…」
『その時、俺はどうしたら良いというのだろう』

「確かに…、言われてみればその通りだわ」
真由美さんは腰掛けていた椅子から立ち上がり、勢いよく自分自身の胸を叩いた。
「この真由美お姉さんに、まっかせなさいっ!」
そう宣言すると、携帯を鞄から取り出し、どこかに連絡し始めた。

「あ、先輩ですか?
お久しぶりです、真由美ですけど。
あの、先輩には昔、私に敵対チームから救って貰ったっていう、大きな借りがありましたよね?
それを今、返して欲しいんです」
俺は目の前でやりとりしている会話に、とてつも無い違和感を感じた。

「実は、先輩の学校に通ってる鳴海アキラ君が原因不明の性転換をしちゃった物で。
どうか学校にいられるように、便宜を図って欲しいと。
はい、それはもう、先輩一人の胸に納めて頂ければ。
はい、よろしくお願いします」
携帯をしまうと、真由美さんはにっこりと微笑んできた。
「アキラ君、ナシは着いたわ」
俺は突っ込みどころの多すぎる現実に、どう反応していい物やら、対応に困ってしまった。

「所でアキラ君、お兄ちゃんの優君はこの事知ってるわけ?」
俺はコクリと頷いた。
「優君は何て?」
「アキラのしたいようにすれば良いって…」
そうなんだ。
シャワーを浴びた後、お兄ちゃんと話をしたけど、結局はそうなった。
お兄ちゃんは俺の事を傷付けたと思って、俺の思う通りにさせるみたい。
処女を奪われたことに関しては、俺の心の奥に刺さった棘のように残ってる。
「なぜ?」
そう自問しても答えは出ないから、忘れた振りをしようと決めた。

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