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アキラ君の「ちょっと待ってよお兄ちゃん!」
官能リレー小説 - 近親相姦

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アキラ君の「ちょっと待ってよお兄ちゃん!」 40

不意に俺の頬に熱く広い物が触れる
俺が握っているお兄ちゃんの反対側の掌が俺の方頬を優しく包む
「嫉妬してるよ」
お兄ちゃんの掌に気を取られて唇が動く瞬間を見そびれた
「アキラの恋愛観念がどうなってるのか分からないけど、俺だけに夢中にさせられないのが悔しいよ」
俺の膝がガクガクと震えだす
「でも、アキラをその娘に渡したくない」
バクンバクンと胸骨を内側からつき破きそうに高鳴る心臓
「俺はアキラを身も心も夢中にさせてみせるよ」
俺の頬に当てていた掌を俺の背中に滑らせ、俺の握っている手を俺達の体で挟むように俺を抱きしめる
俺はお兄ちゃんの汗の吹き出る胸に顔を埋め涙を流した
「お兄ちゃん、一つ聞いていい?」
「何?」
「俺がお兄ちゃんに夢中になって男に戻っても、俺を体ごと愛してくれるの?」
お兄ちゃんは数秒考えると、背中に回していた掌をお尻に滑らせ指を立てる
「きょわぁ!?」
「こっちの穴で愛してやる」
こうして、あらゆる意味で俺とお兄ちゃんは禁断と言える世界に身を投げ出した
背徳的で、親を裏切り、自分達の欲望の道を選んだ
怖いよ。本当ね
でも、身も心も抱きしめてくれるお兄ちゃん
俺はこの人を愛したい
握っているお兄ちゃんの手の指先を俺の頬に触れさせて手を離す
お兄ちゃんの指は頬から離れず、掌で頬を包む
腰を引いたお兄ちゃんの顔が俺の顔に近づき唇同士が触れた
軽く唇を吸いあい、俺はお兄ちゃんの胸板に触れる
とく、とく、とく
俺が男だったときの胸板より厚く、力強い鼓動を感じる
唇を離すとその胸板に耳を押しつける
荒々しく流れる血の音
その血を送り出す心臓の音
そして俺の耳に響く自分の鼓動が舞い踊る
抱きしめるお兄ちゃんの掌が俺のお尻を撫でる
「くふっん」
ゾクゾクと俺の体が震える

俺のお尻にさわったからか、俺の声を聞いたからなのか、お兄ちゃんのいきり立つペニスかヒクリと俺のお腹をノックする。
正直くすぐったい
タオル越しに亀頭を包む様に握ってみる
弾力の強い肉の棒
今日、にわかに得た偽ペニスとは全然違う
「熱い…」
濡れたタオルすらも伝わった熱で熱くなっていた。
「アキラ」
俺は呼ばれて上を向くと額にキスをしてきた
鼻の頭
唇を跨いで顎
唇で噛みながら喉から胸元に降りてくる
俺はくすぐったさに身を捩り(よじり)ながら体の芯から熱くなるのを感じ、アソコが熱を帯びながらジュンと潤うのを感じていた
ブラの肩紐を外し、下にずらすと、乳首が顔を覗かせる
外気に触れて先っぽが痺れるくらいに尖る
「ひゃん!?」
そんな先っぽに微かにお兄ちゃんの唇が触れただけで俺は飛び上がった
無意識で胸を抱きしめ、後ずさってしまった
「あ…」
何となく気まずい
すると一気に間合いを詰められ、俺はお姫様抱っこをされた
呆気に取られていると、そのままお兄ちゃんの部屋に連れて行かれ、布団の上に降ろされた
お世辞にしかきれいと言えない部屋だ
けど、お兄ちゃんの男っ臭さに満ちていて、それがさらに俺の体を刺激する
お兄ちゃんの手が仰向けになっている俺の背中に潜り込み、何かを探す

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