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アキラ君の「ちょっと待ってよお兄ちゃん!」
官能リレー小説 - 近親相姦

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アキラ君の「ちょっと待ってよお兄ちゃん!」 39

がちゃ
「アキラ!?」
お兄ちゃんが腰にスポーツタオル一枚巻き付けた格好でドアを開けた
俺は前屈で自分を抱きしめるように胸を集めた姿勢で首だけをドアに向けて硬直する
頭の中に
<チーン>
と効果音が鳴り響く
「な、おま、心配したんだぞ!」
いきなり怒り出すお兄ちゃん
俺は何を怒っているのか分からないでいる
「テレビもつけっぱなしで、呼んでも返事しない、またさっきの格好で買い物にでも行ったかと思ったぞ」
「あ、ごめん」
テレビを消していなかったのを思い出した
いきなり怒って来たのはムッとした
が、それだけでここまで心配してくれるお兄ちゃんにジンと来る物があった
姿勢を直すと一糸纏わぬ姿に我ながら恥ずかしくなり、少し前かが間に
左腕で両乳房
右腕で股間を隠す
その動きにお兄ちゃんは慌てて部屋を出た
「とぉ、兎に角さぁ。その、なんだ」
ドアの向こうからお兄ちゃんが話しかける
「ありがとう」
俺は下着を着けながら返事をする
「え?」
「ありがとう、心配してくれて」
俺の素直な反応に戸惑ってる
「ああ、俺も…さ、アキラがそんな風になって不安な所があるんだ。だからさ…」
俺はドアを開ける
そこにいるお兄ちゃんと対峙する
タオル一丁と下着で
「うん。俺もさ、今まで通りじゃ通用しないのをさ、その、感じていたんだ」
「アキラ…」
「これからももっと心配かけるけどさ、よろしくね」
そう言い俺はニコっと笑って見せた
お兄ちゃんの顔は赤みを帯び、腰に巻いたスポーツタオルの一部が持ち上がる
「節操無いねぇ」
呆れたふりしてお兄ちゃんの勃起に話しかける
「アキラ…」
お兄ちゃんの手がそっと俺の頬に近づく
その手が頬に触れる前に俺はそっと掴む
「ちょっと待ってよお兄ちゃん」
やる気満々だったのだろう。やれると思っていたのだろう
出鼻を挫かれて少々面食らっている
お兄ちゃんの目を(身長差で見上げているが)真っ直ぐ見る
「聞いて欲しいことがあるんだ」

この状況で戯けたことをと突っ込み代わりに
俺の顔がお兄ちゃんの胸元にぶつかるくらい近づき足に乗る
<!!>
「俺、さ。女の子、好きになって、その子とsexした」
「真由美とか!?」
お兄ちゃんの知ってる俺の最も身近な女性をとっさにあげる。もちろん違うと経緯(いきさつ)を教える
その間、お兄ちゃんの足の上でバランスを取るのが辛くなり降りた
そして凶暴なイボ付き偽ペニスで咲良を貫いたのを話す
「これって、やっぱ浮気なのかな?」
男として咲良が好きで
女としてお兄ちゃんが好きだ
口に出したことで、俺は二人をどうしようもなく好きになってんだ
と改めて気付いた
お兄ちゃんの手を握る手が震える
無意識にお兄ちゃんの手を強く握り、握力が限界近くまで出ていた
怖い
ここで「浮気者」と突き放されるかもしれない
お兄ちゃんに咲良との関係を話したことで咲良からも見放されるかもしれない
でも、俺には俺を思ってくれる人を欺き続けられるほどタフじゃない
いや、この異常な状況に耐えられず、ただ何も考えずに心も体も誰かに委ねたいだけなのかもしれない
俺はお兄ちゃんとの沈黙谷間に自分を追いつめて深みに落ち始めている
お兄ちゃんの目より唇に注目して(動いてくれ!)と念じる

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