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アキラ君の「ちょっと待ってよお兄ちゃん!」
官能リレー小説 - 近親相姦

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アキラ君の「ちょっと待ってよお兄ちゃん!」 23

コッ君は理科室と保健室で所有権が争われていた。
それを納めるべき校長や理事長は話し合いで解決してくれと言い逃げた
話し合いで解決するなら最初から争わないだろう。
ついには実力行使と互いにコッ君を勝手に持っていくようになった
保健室と理科室を往復する様からコッ君は「さまよえる人体骨格」と呼ばれるようになった

いや、それより問題はコッ君が何故セーラー服を着ているかだ
確かコッ君は小柄な男性のはず
僕が不思議な顔でコッくんを見ていると、西島先生はこんな事を言ったんだ。
「実はこの学園は、経営不振のとある学園を救済の為に買い取ってな、夏休み開けから合併吸収する事となった・・・」
びっくりするような話だけど、何でいきなりその話なんだろう?
「その学校は女子校でな・・・この制服は夏開けから共学になるこの学園の女子生徒の制服なのだ」
それでも、話が見えない。
「つまりな・・・君はこの制服を着て夏開けから通うんだよ」
「あのぉ・・・夏休みまで、僕男だったんですけど・・・」
「問題無い。君は女子であるのに男子であると言って通っていた・・・それがバレたから女子として通う。共学になる学校なら問題あるまい」
確かに妙案!・・・じゃなくてっ!、冷静に考えたらとんでもない暴論じゃないか!

「と言うのは冗談だの」
「はぁ?」
俺は西島先生の顔をつい、間抜けな顔して見つめてしまった。
「そんな話が何の脈絡もなく、いきなり出てくる訳がなかろうの?」
西島先生は不気味な笑い方して言ってくる。
「例えその話が本当だとしても、受け入れ準備だけでも一年はかかるわの」
俺は今まで、西島先生のキャラを誤解していたことに、気が付いた。
姿形はともかく、ずっと真面目な人だとばかり思っていたけど、結構いたずら好きな人だったみたいだ。
「あの…、じゃあこれは一体?」
俺はコッ君。…ではなく、コッ君の着ているセーラー服を指差す。
「理科研に取られないための、非常措置だの。
因みにこの服は私が着ていた物だの。中にはカミソリが仕込んであるのだの」
『…そこまでやるっ!?』
俺は西島先生のセリフに、付いていけないモノを感じた。

小柄なコッ君に少しゆったり目なセーラー服
これが西島先生がかつて着ていた
「先生の学生の頃はこんな小さかったんですね」
「今では考えつかないか?」
「はい」
(しまった!)
「う冷ゃ!?」
うっかり本音を漏らした俺の頭に西島先生は冷えたヤカンの中身をぶっかけた
シャツが茶色く濡れる
「麦茶…烏龍茶!?」
「うむ、冷たくてうまかろう」
「なんてことするんです!お茶は染みになるんですよ!!」
「論点はそっちかい」
「あ〜あ、ズボンまで濡れてる」
「いっそ、着替えてしまえ」
「着替えも体操服も無いですよ」
「目の前にあるじゃろが」
「…嫌です」

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