そんな俺の内心に構わず、更に真由美さんは続ける。
「私が全部してあげるから、アキラ君はそれを受け取ってればいいの」
俺の髪を撫でながら、優しく微笑んでくる。
そして胸の先をクリクリしながら、三度目のキスを重ねてきた。
真由美さんの舌に応じるように、俺から絡めていく。
そんな事をしていると、股間から甘い刺激が走った。
「はふぅぁん…っ！」
思わず唇が離れ、喉の奥からそんなあえぎ声が出てきた。
「ここもすごいよ。
私があげた下着、もうグッショリじゃない？」
指先を目の前に持って来て、濡れた指を見せ付けて来た。
「そんな事、しないで下さい…」
見なければそれが消えるとでも言うかのように、顔をそらした。
ヤらしい奴だと言われたような気がして、恥ずかしくなったのだ。
でもさっき触られた事とあいまって、体のウズキが一気に膨れ上がった。
「モット、シテクダサイ」
そんな言葉を口にしていた。
言ってから、もっと恥ずかしくなった。
『何てヤらしい奴』
そう思われただろうか…。
真由美さんの顔を見つめる。
真由美さんは、さっきと変わらない微笑みをたたえていた。
「あの、俺の事ヤらしい奴と、とか思ってないんですか？」
思いきって聞いてみた。
「どうして？
すごくかわいいわよ？だって、これだけの事で顔を真っ赤にして、こんなに濡らしちゃうんだもの。
アキラ君ほどかわいい子、見た事ないよ」
真由美さんはそう言いながら、指先に付いた液体を擦り合わせる。
それを見てると、俺自身がその液体になって、真由美さんに擦り立てられている気分になって、凄く落ち着かなかった。
「ホントならここはジらすとこだけど、こんなになってるんじゃ可哀想だから、すぐやってやるよ。
腰、浮かして…」
真由美さんの手が、俺のショーツにかかった。
浮かした俺の腰から、それを一気に引き下ろす。
そして真由美さんに太股を抱えられ、大きく開かれる。
『今、真由美さんに大事なとこ、見られてるんだ…』
そう思うと、俺の心臓は爆発しそうになる。
真由美さんに指で股間を触られた瞬間、俺は歓喜に打ち震えた。
「真由美…さぁ、…ん…っ！」
ちょぷっ、ちゃっ、くちゅ…。
自分で触った時よりも激しい快感が、俺を襲う。
真由美さんに割れ目を擦り立てられながら、一番敏感な部分を触られると、何が何だか分からなくなる。
「ぁあっ…、くっ、…んあっ！」
快感の高波に浚われる度に吐息を漏らし、体を震わせる。
「まだまだこれからよ。
ちょっと痛いかも知れないけど、我慢してね？」
真由美さんの指が、俺の中に入ってくる。
「あはぁん…っ！」
更なる快感が巻き起こった。
真由美さんの動きがピタリと止まる。
そしてシトドに溢れているだろう、俺の密壺から指を引き抜かれた。
「…………」
「真由美、さん…？」