PiPi's World 投稿小説

本気の愛は血を超える
官能リレー小説 - 近親相姦

の最初へ
 2
 4
の最後へ

本気の愛は血を超える 4

アレがトラウマになっているのだから仕方ない、と僕は思っていた。
転校直後、美貴のクラスの担任は若い男の先生だったのだが、彼が家庭訪問の時に美貴が心を開いてくれないと悩んでいたという話を聞いたこともあった。

例外は僕だけだった。
美貴は僕にはべったりくっついて離れようとしないことが何度もあった。
風呂の中で零したあの言葉も、美貴の素直な感情の表れだったのだ。

そんな美貴の気持ちは良く分かる。
だが母さんはむしろ僕が離れた大学に行き、一旦家族と離れて見聞を広げた方が後々の為になると言う意見だった。
僕と美貴が一緒に居ると、互いに可能性を狭めてしまうと言う事なのだ。
その意見だって分かるし、今日の担任から薦められた大学も遠方だ。

無論悩み所の多くは母さんと美貴と離れて暮らす事だし、2人を守りたいと言う生き方にそれは沿うのかはまだ分からない。
美貴の為にも一旦離れるべきと言う意見を理解しながらも、美貴の心の中を考えてしまって踏み出せないのが目下の悩みだった。

そんな事を考え悶々としながら僕はその日の眠りについたのだった。


余りに考え過ぎたせいか、僕の目は朝になる前に目が覚めてしまった。
時刻は午前1時。
殆ど眠れず目覚めてしまった訳だ。
喉が渇ききっている僕は、水を飲もうと台所に向かった。
2LDKのマンション住まいの我が家は、僕が一部屋、母さんと美貴で一部屋と言う振り分けになっている。
小さい頃は部屋が無かったり、美貴と相部屋だったりしたけど、この家に引っ越してからはこう言う形になった。

僕の部屋と母さんや美貴の部屋は隣同士。
僕の部屋の前はトイレや風呂で、その向こうは玄関。
隣の部屋はリビングダイニングに直結していて、更に向こうがキッチンだ。
つまり水を飲みたいと思えば、母さん達の部屋を横切るルートになる。
僕は彼女達を起こすまいとドアの開閉も静かに行い、ゆっくりと歩く。
リビングダイニングも常夜灯が仄かに点っているので特に明かりもつけない。
そのままキッチンに向かうつもりだったが、ふと母さん達の部屋から明かりが漏れているのに気付いたのだ。

明かりが漏れているだけでなく、扉が少し開いていた。
更にそこから漏れる微かな音に、僕は思わず息を殺してしまう。
そして僕は、息を殺したまた扉の隙間に誘われるように覗き込んでしまったのだ。


部屋の中では・・・
母さんと美貴が全裸で抱き合っていた。
ただ抱き合うだけじゃない。
しっかり抱き合った2人は唇を重ねて、舌まで絡ませ合っていたのだ。
ピチャピチャと舌を絡める音と吐息・・・
それがこの微かな音の正体だったのだ。


女の人同士でも、そういうことをする人がいるというのは、何となくだが知っていた。でもそれを実際目にするのはもちろん初めてだった。
その行為を、まさか母さんと美貴がしてるなんて…

「ママ…」
美貴の口からかすれた声が漏れる。

細身なのに爆乳の母さんは美貴と一緒にいると母娘というより姉妹に見える時もあるくらいに若い。美貴の身体は、あの男に襲われていたころのツルペタ具合が信じられないほど成長を遂げている。

美貴の裸を見るのは数年ぶりかもしれない。
その間の変化は文字通り劇的だった。
大きく膨らんだ胸は、まるでメロンのようだと表現したくなるぐらいのサイズで、裸になってもぷりんと丸くて型崩れしてない。
それは服の上から見るより大きく見えるぐらいだ。
胸だけでなく腰つきやお尻も女そのものの形になり、いつの間にか股間もしっかりとした叢に覆われていた。

その大人の女になりかけの身体で母さんと抱き合い、メロンのような双乳を母さんのスイカのような乳に押し付けていた。

「ふふ、随分立派になったわね」

母さんが美貴の胸を揉みながらそう言うと、美貴は甘く鼻を鳴らす。

「もっと、触ってぇ」
「言われなくても沢山弄ってあげるわ」

美貴の甘い悦びの声を聞いていると、嫌がってないどころかこの関係を良しとしている風であった。
普段の母さんと美貴の仲の良さは親子と言うより姉妹と言うか・・・
こう言う同性愛の恋人同士であっても、何の不思議も感じない程だった。

SNSでこの小説を紹介

近親相姦の他のリレー小説

こちらから小説を探す