愛娘 6
柔らかい。そして手に余るくらいだ。
よくもまあここまで成長したモノだ。確かに妻も昔からかなりの巨乳ともてはやされていたが、そっくり受け継いだのだなと思わされる。
「あん、パパぁ、もっと、もっと揉んでぇ…」
「可愛いぞ、璃空」
「あんっ、パパ、パパぁ…」
甘える姿もどこか妻に似て……
脱衣所の方からガタン、という物音がした。
脱いだ服を入れておくカゴが落ちたようだが……蒼空に見られたのだろうか。
「お、おい」
「あんっ、もう、途中で止めないで、パパ」
焦る。
しかし璃空の方はもっと愛撫して、というように不服そうな表情を見せる。
「蒼空に見られた、聞かれたんじゃないか」
「気にすることないよ…蒼空だってパパのこと大好きなのよ。パパには蒼空ともこうしてほしいから」
そう言う璃空の顔は大人びていて、まるで元妻のようであった。
「蒼空だってもう女なんだから・・・そうあつかってあげて欲しいの」
「いやそれとセックスは違うだろ」
「違わないよ・・・パパとママが離婚したのもそれだから」
痛い所だ。
確かにそうなのだ。
女をモノにしたきゃセックスして満足させろと言う乱暴極まりない理論だが、ある意味正しくもあると思い知らされたのだ、私は。
「もう、待ちきれなくてお股トロトロだよぉ」
甘える声も元妻そっくりで、抱きつきながら身を寄せてきた璃空が私の手を取り自らの股間へと導く。
そこは既に生い茂った陰毛までしっかりと濡れていた。
「璃空・・・」
最後に理性がブレーキをかける。
だが、そのブレーキも目標物から激突されれば意味は無い。
そう、璃空から私の股間に跨がってきたのだ。
ズブリと挿入する感覚。
「んあっ、いいっ!」
「つぁっ!、碧っ・・・」
私の口から思わず元妻の名前が出た。
璃空の膣は、元妻にそっくりの感触だった。
「ふふ・・・ママそっくりでしょ、璃空のオマ◯コ」
理性がブレーキをかけて鈍い私に対して璃空の方が主導権を握っていた。
大人と子供、父と娘の筈だが、もうこうなると関係無い。
璃空が腰を私の上でゆっくりと動かしていく。
それすらも肌を合わせ馴れた元妻のようであった。
「パパのオチ◯チン!、いいっ!、いいよぉっ!」
「うぁっ!、あおっ!、璃空っ!」
元妻の名前が混じる私と、快楽に身を委ねて腰を振る璃空。
私は完全に主導権を奪われたまま、実の娘に翻弄されていた。
璃空と元妻は違う人間だ。
だが、腰の振り方や仕草、その感触は微妙に違いがある筈なのに・・・
次第に私の中で元妻と璃空がリンクしていき・・・
同一になっていく。
「ううっ・・・碧っ!、碧っ!」
いつしか元妻の名前を呼びながら璃空を抱き締めていた。
璃空の快楽に染まった笑顔は変わらず、腰の動きも更に高まっていく。
「ママの代わりでいいからっ、もっと、もっと感じてっ!!」
お互いに腰の動きが激しくなる。
璃空は甘い喘ぎを叫びに変えながら、それでも蕩けた雌の表情を私に向ける。
きっと、私が一人で元妻を思い出しながら自慰に耽る瞬間も見られていたのだろう。
「ああぁん、パパ、パパ、大好き!!!もっと、もっとっ!!!」
さらなる快感を求める璃空。
私の限界はすぐそこにあった。