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愛娘
官能リレー小説 - 近親相姦

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愛娘 19

さっきの髪を解いた仕草と言い、今のVネックからチラリと胸元を見せる仕草と言い・・・
余りにも扇情的なのだ。
股間に熱が溜まっていくのが分かる。

そんな私を知ってか知らずか、緑さんは身を寄せてくる。
それがまた私を刺激する。

「色々お願いしようと思って来たんだけど・・・まずはこれを見て欲しいの」

身を寄せられて中高生のようにドギマギする私に、緑さんはタブレットを取り出して画面を見せる。
そこには穏やかな顔でベッドの上で座る義兄・・・
痩せこけた白い顔は亡くなる少し前のものだろう。

義兄の葬式は璃空が出て行ってすぐの事。
碧も璃空も参加しなかったが、私と蒼空を含む親族のみで行った。
その時の義兄の穏やかで満ち足りた亡骸を見て、余りにも短かったが幸福な人生だったんだなと感動した覚えがある。

その義兄の生前の写真。
義兄を挟むようにして2人の娘・・・
桃ちゃんと桜ちゃんが居た。
まだ若い娘と妻を残して無念だったと思いきや、義兄の顔はこの時も満ち足りていたのだ。

それを見入る私。
微笑んだ緑さんが次の写真を送る。
すると、左右の2人娘はウエディングドレス姿であった。
2人共結婚はまだだが、これは最後に義兄に見せる為だったんだろうか・・・
娘の肩を抱く義兄は心なしか喜んでいるようにも見えた。

「義兄さん、嬉しかっただろうな」
「そうね・・・何やかんや言いつつ、2人共パパが好きだものね」

さっき冗談のように私の方がと言った緑さんだが、やはり本当はこうだろう。
こうであって欲しいと願うぐらいいい父と娘の関係だろう。


だが、次の写真を緑さんが見せてきた時・・・
私は絶句した。
2人のウエディングドレス姿は一緒。
だが、そのドレスは胸と股間が剥き出しだった。
そして、娘達の手が父親の手を持ち、自分達のたわわな乳に導いている。
これには衝撃を受けた。

思わず緑さんを見る。
緑さんは優しく微笑んでいた。
その笑みの淫蕩さに私は身震いしてしまった。

「パパと結婚するって言ってた子達だからね」

だとしてもこれは・・・
そして当然、撮影は緑さんなんだろう。

そして次の写真・・・
義兄と桃ちゃんが繋がっている写真だった。

苦しそうだが至福の表情の義兄と、股間を真っ赤に染めながら喜んで受け入れる桃ちゃん。
そこには写真からでも分かる愛があった。
私と蒼空のような。

次の写真は、桜ちゃんと義兄。
それも同じく股間を赤く染めた桜ちゃんが喜んで父親を受け入れていた。
これも撮影は緑さんだろう。
妻としてこれを許したんだと思うと、凄い決断だと思う。

そして最後は・・・
それぞれ赤ちゃんを腕に抱き満面の笑みの桃ちゃんと桜ちゃん。
葬儀以来会ってない2人は、もう既にママの顔になっている。

「最後の力を振り絞って、娘に命を植えつけたのよ・・・本当に凄いわ」

これを見せる意味・・・
もしかして、緑さんは私と蒼空の関係を知ってて見せたのか・・・

「ご主人様がそう言って下さったお陰で、あの人は幸せに旅立てたわ」

ご主人様?・・・
もしかして、緑さんも・・・

「今は、妹や璃空ちゃんと共に暮らしてるけど・・・」

そう言った緑さんはここに来た目的を語った。

「碧と・・・復縁して欲しいの」

衝撃的な一言だった。
予想もしないことだったが…その言葉に、股間が勢いよく立ち上がった。

「今はこんな風だけど、和士くんが碧を好きでいるのは変わらないでしょう?」
「そ、それはそうだけど…」

あれだけ愛し続けた碧がいなくなったショックは、今でも少ないものの残っている。
それを何とか忘れ前を向くための蒼空との暮らしだったはずなのだが…
それでは、蒼空に何と言えばいいのか…

蒼空がどう思っているかは分からない。
ただ碧とも璃空との間に葛藤なんかは無く、本当に仲が良かったのは確かだ。
そして、碧だ・・・
そもそも彼女が私の所に戻りたいのだろうか。

「私達はね・・・もうご主人様には不必要なの」

寂しそうにそう言う緑さん。

「ご主人様のご結婚が決まったけど・・・私達を抱えておけるようなお相手じゃないとご当主様から言われたのよ」

成る程、理解できた。
奴の結婚が名門同士だから愛人抱えてられないと奴の父親が判断したんだろう。
私との復縁はいい厄介払いと言う訳だ。
舐められてる・・・
いや、上流階級の奴らにしてみれば、私の意見なんて無いようなものだし、舐める程こちらを見てない。

そんな状況なら拒否できないだろう。
悔しいかな、相手が上級過ぎて戦いにすらならないのだ。
訳の分からない男に充てがわれるぐらいなら、己のわだかまりを封印して受け入れた方がマシだ。
私にとって復縁が損でないようにセッティングされてる事に腹は立つが、だからと言ってこれを受ける以外の選択肢は無かった。

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