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愛娘
官能リレー小説 - 近親相姦

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愛娘 17

「碧っ!」

彼女の名前を叫ぶ。
男達を睨みつけた厳しい顔からパッと明るい顔になる。

「なんだテメェ!」

近づいてきた私の襟首を掴む男。
でも慣れていないし、力も強くない。
その手首を掴んでクルッと捻りあげる。

「いでででっ!!」
「何しやがるっ!」

もう一人が詰めてきた所で思い切り手を捻り上げた男を突き飛ばすと勢い良くぶつかってもつれて転ぶ。
こちらも大した事は無い。

「やるの?」

最後に残った一人にそう言うと、完全にビビった顔だった。
私もそう強くは無いが、彼らは見た目以上に弱いようだったのが幸いだった。

「なんだよっ!彼氏持ちかよっ!」

焦った上ずり声で男は後退りして、立ち上がった二人と共に逃げるように去っていく。
私もホッとした。
正直な所、相手が弱くなければ三人がかりでやられていただろう。
私の人生でも一番幸運だった出来事かもしれない。

それに、これで彼女の反応が変わった。

「あ、ありがとう・・・」

頬を染めてそう言う彼女。
この時は最高に可愛いと思った。

水色基調の可愛らしい浴衣がまた素敵でよく似合っていた。
彼女が言うには姉のお下がりらしいが、私にはそれはどうでも良い情報だった。
私が気づくのがもう少し遅かったらこの浴衣も悲惨なことになっていたかもしれない。

「行こうか」
「うん」

私が右手を差し出すと、彼女が握り返す。

この数日後、正式なお付き合いが始まったのだった。

そこから彼女と愛を育んでいき、高校、そして大学へ進学。
大学生で彼女を孕ませてしまったのは計算外だったが、それも予定が早まっただけと結婚に至り、2人の娘に恵まれる。
夫婦仲も家族仲も良かったし、元妻と夜を共にするのもそれなりにあった。
このまま幸せな家庭が続くものだと私は全く疑っていなかったのだ。

それが崩れたのは、たった一本の肉棒のせい。
家庭教師である大学生と元妻の不倫を知ってからだ。
私は子供達の為に再構築希望だったが・・・元妻がそれを拒絶した。
彼女は言った・・・
『あなたは嫌いじゃないけど・・・彼に出会ってしまったの』
そう蕩けた顔で言う元妻は、私の知っている妻では無かったのだ。
更に親権まで要求する彼女だったが、それは璃
空の激しい拒絶で叶わなかった。

璃空が私達の元から去った為にそれは何故なのか分からなかったが、璃空が去った数日後にUSBメモリーが郵送されて理由が分かった。
それは璃空からのビデオメッセージだったのだ。

「パパ・・・いきなり居なくなってごめんね」

そんな言葉と画面に大写しの璃空の顔から始まるビデオメッセージ・・・
そこにはこれに至る経緯が璃空の口から語られた。

元妻と璃空は共に家庭教師に抱かれていたが、その家庭教師から俺のモノになれと言われて自ら関係をリークしたらしい。
確かに元妻の不倫を知ったのは怪文書が届いたからだった。

そして私は元妻が再構築を拒否した事で、離婚と共にその家庭教師に制裁を加えるべく動いたが、それも彼女達には望み通りだったらしい。

と、言うのも・・・
あの家庭教師の家は財力も権力もある名門らしく、私が弁護士に相談しても名前を聞けば断られるぐらいだった。
それどころか、私は自社の社長から直々に穏便に済ますようにと言われたぐらいだ。
つまり、私には太刀打ち出来ない相手だった訳で、璃空が拒絶しなければ親権すら取れなかったのだ。

その時、何故元妻と璃空は喧嘩のような事をしたか・・・
それは蒼空の存在だったらしい。

元妻と璃空は共に家庭教師に抱かれる事を喜びとしていたが、蒼空まで巻き込むのは互いに良心が許さなかったらしい。
それに私から全てを奪うのは忍びないと言う意識もあったようだ。
だから璃空が拒絶する振りをして親権が私に行くようにした。
だが、璃空はあの家庭教師の所に密かに通いながら抱かれていたらしい。

「パパ・・・大好きなパパを騙してごめんなさい」

涙を流しながら画面の向こうで謝る璃空。
その映像がだんだん引きになっていく。
画面の向こうの璃空は裸だった。
更に引くと、璃空は男の上に騎乗位で跨っていた。

「パパが大好きだけどっ!大好きだけどぉっ!・・・璃空はっ、ご主人様のぉっ、オチ○ポ無しにぃっ、生きられないのぉぉっっ!!」

下から突き上げられ泣きながら喘ぐ璃空。
璃空が別れ際に言ったあの一言・・・
それが映像を見た私に重くのし掛かった。
彼女も元妻同様、一本の肉棒で狂わされてしまったのだ。

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