姉妹相姦遊戯 30
姉さんによると、夏美さんもそうだが化粧で意外とAV女優なんて分からないらしい。
だが母さんは有名になりすぎてバレかけ、それで転校騒ぎになった事があった。
その時は急な引っ越しで意味不明だったけど、そんな事情があったとは思いもしなかった。
「夏美さんはもしかして母さんの監督でAVに?」
「ええ、有本カオリって名義で姉妹レズプレイでデビューしたわ・・・正直な話、レストランしたいと思わなかったらずっとAVやってたかも」
有本エリサ名義のAVを借りて見まくったけど、確かに姉妹ものが何作かあった。
言われてみればカオリの方は夏美さんに似ていたけど、メイクをしっかりしてたら言われないと気付かないレベルだ。
「もしかして姉さんも出てたんじゃ?」
「素人もの数本よぉ・・・本格的なのはまだだわ」
「やっぱり・・・テクや知識が素人じゃなかったしな」
「素人ものと行っても役者はプロだもの・・・本当の素人相手に男漁りするより安全だし」
やはり図星だ。
姉さんの男漁りの正体はこれだったようだ。
そんな話をしていると、車は倉庫や工場が立ち並ぶ地域に入った。
その一角・・・
何の変哲もない倉庫兼事務所に夏美さんは車を止めた。
3階建ての飾り気の無い四角い事務所に倉庫が併設されてる。
どう見ても工場か倉庫にしか見えない。
「ここが『栄洋行』・・・輸入食材卸しの会社よ・・・栄の字は栄治さんから取ったお姉ちゃんの会社兼住居みたいなとこね」
そう言った夏美さんが倉庫の方に入る。
俺と姉さんが付いて入ると、洋文字の書かれた様々なダンボールが沢山積まれていた。
どう見ても、夏美さんが言う通りの会社に見えて、いくら母さんが社長やってると聞いてもAVとは繋がらない。
夏美さんはそんな俺を奥へと導く。
一番壁際まで行くと、そこには扉・・・
その扉を入ると、様々な撮影機材と数々のセット・・・
「こっちがもう一つの顔・・・『栄プロダクト』よ」
つまり本業のAVの撮影所な訳だ。
夏美さんと更に奥へ進むと、ベッドセットに誰かが座っていた。
ガウン姿のその人は、AVで見た有本エリサだった。
「暁、いらっしゃい」
「か・・・母さん??」
声は確かに母さんだ。
その母さんの声をした有本エリサは頭から染められたウイッグを取り、タオルで顔を拭く。
すると現れたのは、夏美さんや姉さんとよく似た黒髪の優しげな女性。
化粧が無くても綺麗な母さんだった。
「すごいねぇ・・・化粧って・・・」
「化けるって書くでしょ?・・・そう言うものよ」
母さんは笑う。
こうして見ると家庭的で優しいお母さんで、AV女優にはまず見えない。
「なっちゃん、未来、陽菜乃、夕海・・・みんな淫乱娘だったでしょ?」
「う、うん・・・」
「生産者としては申し訳ないけど、私も淫乱だから仕方ないわね」
楽しそうに笑う母さんはいつもの母さんだけど、どこか色気も感じる。
「一緒に住めなかったのはAVやってたから?」
「それもあるけど、暁を襲って壊しそうだったからかな・・・栄治さんは大丈夫だって言ってたけど、理性の無さには定評があるから!」
まぁ・・・
とんでもない母親だ。
だが、そこがいい。
「暁は、お母さんと住みたい?」
「そりゃあ、家族一緒がいいよ」
「なら、お母さんとエッチしてもらうわ」
「やっぱりそうなるんだ・・・」
ガウンの上からでもこんもりと盛り上がる大山脈。
有本エリサのLカップ天然超乳だっけ・・・
まだ着衣なのに思わず唾をゴクリと飲み込んでしまう。
「正直な股間、流石お母さんの息子よね」
「私が育ててきたんだから当然よ!」
何故か母さんと姉さんがそこで張り合う。
昔の掛け合いを思い出してしまった。
「母さん・・・夏美さんから色々聞いたよ・・・」
「なっちゃん説明してくれたんだ・・・手間が省けてよかったわ!」
母さんがそう言って微笑む。
優しさの中にエロスが少し混じってるように感じて、何もしてないのに股間が熱くなってきていた。
ヤバいけど、何かヤバいけど・・・
母さんとセックスしてみたいと思っていた。
「顔つきも、ソコも、みんな栄ちゃんに似てきたわ」
「そう、かな?」
栄治さん…叔父さんが、俺の父親であるとわかった今は、それも不思議に思わなくなった。
「暁、こっちに来て」
言われるまま、母さんの座るソファーへ。そして隣に座る。
「すっかり私よりも大きくなって…嬉しいわ」
その声を聞くだけで、全身ゾクゾクする。