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姉・妹ぱらだいす
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉・妹ぱらだいす 8

「ははっ…」
「そうそう、亜純がテーブルの設計図を作ったそうね。材料を買っておくわ。平日のほうがホームセンター空いてるんでしょ?」
「どちらかといえば…軽トラも借りやすいし」
夢に出てきた女の手の中に葵さんもいたのかと考えると、顔が見れなくてすぐ洗面所を後にする。もう少しいたら下着姿も見れたかもしれないけど、換えの下着を持ってきた時点でいろいろ勘ぐられるのも恥ずかしいので二人の姉とは極力コンタクトを取らずに家を出た。
杏奈と亜衣ちゃんと一緒に電車に乗るけど、三人が足並みをそろえるのは意外と面倒なもので、些細な遅れが重なってぎゅうぎゅう詰めの車両に乗ってしまった。
つり革の場所まで行けず、かろうじて手すりが持てるものの、なんと杏奈が密着してる状態だ。

「大丈夫?」
本当ならこちらが尋ねなくてはならないことを杏奈から言われてしまう。
「うん…なんとか」
その通り、なんとか平静を装う。
僕は別の意味でいろいろとヤバい状況に陥っているのだ。

杏奈のお尻が僕の股間に密着していて、それが男として正直な、致し方ない反応を示しているのだ…

幸い杏奈はまだそれに気づいていない…のだが、こういうときは得てしてよくないアクシデントが続くもので、電車は駅でもないところで緊急停車してしまう。

『先を行く列車が踏切の非常停止ボタンが押されたことにより安全確認を行っております。列車発車まで今しばらくお待ちください』

…困った。
この状況を脱するにはまだ時間がかかりそうだ。

仕方なく、亜衣ちゃんのほうは大丈夫かと確認する。

亜衣ちゃんは少し離れたところにいる。確認できて安心したと思うと、スカートの横のファスナーが開いたままだ。
彼女に呼びかけてゼスチャーを交えて気づかせてあげようとしたら、電車が動き出して音と振動に打ち消される。
「いっくん、足踏んでない」
「大丈夫」
再発進特有の揺れで彼女がよろめいたのか、僕の方を向く。よく狭い中で回れ右で来たか不思議だけど、今度は胸と太ももが僕に密着してる。
杏奈は性格も葵さんに似てるし、将来はああなるのかとつい考えてしまう。亜衣ちゃんは杏里さんに近いタイプだろう。

次の駅で少し混雑は緩和され、杏奈や僕たちが降りる頃には空席も見られた。

「ごめんな」
「いいよ。ああいうときもあるし」
杏奈はいつもの笑顔で電車を降りる。

「いっくんのソコ、当たってたもんね」
…最後に耳元でそう囁いて。

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