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姉・妹ぱらだいす
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉・妹ぱらだいす 6

急に家族が増えたので居住スペースも大して決まっていないし改善する点もたくさんある。
リフォームというよりもっと大きな工事になるだろう。
ここのお世話になるのも多くなりそうだ。
葵さんや杏奈もいるし、レジにいるおばさんも人が良さそうなので安心できるはずだ。

「基本的にここは女の子でやってる。みんな優しいから大丈夫よ」

「本当は僕も手伝えれば助かるんだけど、レジが不安だな。お客さんって言っても、知らない人だし…」
「普段は人出が足りてるから平気よ。どうしても忙しい時は裏方をお願い。知ってると思うけど、飲み物は裏から補充するの」
葵さんは最後にはお小遣いをくれた。といってもコンビニのポイントカードで現金じゃない。
でも、これがあれば廃棄弁当や立ち読み以上の恩恵があるし、この店以外の系列店でも買い物できる。
レジが暇なので、おばさんとも話ができた。近所のアパートに住んでいて、カラオケに行っていない時以外は遊びに来ていいそうだ。
葵さんたちもお風呂を借りたり家よりも近いので泊まったこともあるらしい。
それから、僕達は立ち読みしたりあえて売れてないドーナツを買って飲食コーナーで食べながらしゃべって暗くなり始めると帰宅した。

「おかえり、ちょっと寄り道かしら」
「葵さんのお店に寄ってました」
杏里さんはキッチンで夕食の準備中。
帰ってくるといい匂いが漂ってくるのはなんだか嬉しい。
一人だと疲れた上に自分で動かないといけなかったから憂鬱だった。

「もうちょっとでできるからテレビ見ながら待っててね」
リビング…といっても大したものではないが、そこには亜純ちゃんが座っている。

「ご長男、このテーブルに思い入れは?」
「ああ、確かにみんなで食べるには小さいよね。いいよ、買い換えても」
「でしたら、プランはこの通り。椅子はすでにある」
亜純ちゃんは図面を渡してくる。自作で、人数だけでなく部屋とのバランスも考えられた寸法でコストを掛けずに理想の仕様で僕にも不都合がない提案だ。
「いいね、作る時は手伝うよ」
末っ子にしてはしっかりしている事に驚く。物静かだし、髪も短いしおしゃれに夢中というわけでもないけど、姉妹の中で存在感がある。
「なでなでしろよお」
「ごめんね、あまり触れ合う機会がなくて」
「亜純だけじゃ、どうにもならないよ。それに、値段もネットで調べただけでしょ?」
「そうよ、材料を運ぶのに車がいるわ。杏里姉に運んでもらわないと」
「あらあら、テーブルの足…みんな同じ長さに切れる?いっくん」
「ホームセンターで木材カット頼めますから、大丈夫です」
僕が亜純ちゃんの頭をなでた途端、他の三人がネガティブな意見を口にする。まるで亜純ちゃんに嫉妬してるみたいだ。

亜純ちゃんはなんだか楽しそうだ。姉たちが嫉妬している顔を計算していたかのよう。
もちろん姉妹仲はいいし、みんながみんなこの家を住みやすくするためにアイデアを持っているわけだから一安心といったところか。

しばらくして晩御飯が出来上がる。
今日も葵さんはいないが、後は全員揃って。多少リビングが窮屈だけど今まで一人でいたのに比べるとこのほうが断然いい。

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