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姉・妹ぱらだいす
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉・妹ぱらだいす 5

「今の時間だと、ちょうど客足が多くなってくるんじゃないかな」
「うまく行けば話できるチャンスはあると思うよ」

亜衣ちゃんが杏奈にも連絡を取っていたようで、僕らが乗った電車に次の駅で乗ってきた。
どうやら今日は非番らしい。

「葵姉の仕事ぶりを見るの?」
「まあ、これからいろいろお世話になるわけだし。お昼もここで用意してもらえるって言うし、何より家族になる人が関わってる場所だからよく知っておかないとね」
「ふふ、マジメなのね」

目的の駅で降りると家の方に向かう。ちょうどそのルートのさほど遠くないあたりに店があった。
駐車場もあって全国チェーンの大手の一つだった。今ビキニと訊いて真っ先に思いつくローンソでなくスリーセブンだ。
家族と縁がないと、まず立ち寄っていない。侘びしい暮らしの頃は業務食材スーパーばかり行ってた。
葵さんも姉でなければ、美人でも気が強そうだとまず接点もないだろう。

「杏奈は帰らないのか?非番なんだし」
「いっくん、冷たいのね。朝はあたしのパンツ見たのに」
「お兄ちゃん、覗いたの?」
「杏奈、誤解を与える言い方するな。勝手にスカート履き忘れてたんだろ」

「サービスだよ、私からのサ・ー・ビ・ス」
「…わざわざ強調せんでもいいだろ」
「満足したなら明日も見せてあげるよ♪」
…うん、いつも上手に出られて反論の余地がない。

「別に仕事じゃないからって来ない理由もないでしょ」
「非番のときこそ忘れたいもんじゃないのか?」
「もしものときもあるしね」

店の中に入る。
客は数人、葵さんはレジの外に出て商品のチェック中だった。

「葵さん、マイカーって…あのホングダの丸っこいやつですか?」
「ごめんね、赤色だし三列シートじゃなくって。まだ家族になる前に買ったから。リフォームも計画してるから、乗り換えはずっと先になるわ」
「いいんです。それより、レジのあのおばさんは?」
「身内じゃないわ。この近所に住んでるの。ずっと年上だけど、私と同じバツイチだから選んだの」
知らない人が見たら、年齢的にあのおばさんを店長だと思いそうだ。葵さんは自分がバツイチなので、きっと人妻は雇わなさそうだ。
「杏奈、百円ショップで工具買ってきた?」
「葵さん、どんな工具ですか?少しなら有りますけど」
杏奈は僕とこの店に来るのを優先して、葵さんからのお使いを忘れていたんだろう。ツンデレ同士だと衝突しそうなので、僕が助け舟を出す。
二人には下着を見せてもらったし、少しは家に役に立つ物があると言いたい。きっとDIYに使うんだろう。
「トンカチとノコギリよ。床をフローリングに変えたいところがあって…人数がいるから余分にあったほうがいいと思うの」
「床は、ちょっとベコベコになってる場所ありますからね。どれくらい改装する予定ですか?」
「二階にもトイレがほしいわ。住人が増えたし、女の子はおしっこが近いの。高いと思うんだけど、業者に任せないと水漏れとかしそうだから」
「それも、そうですね」
「だから、工事でザワザワして落ち着かない時は、ここの飲食コーナーかスタッフ室に来てね」

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