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姉・妹ぱらだいす
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉・妹ぱらだいす 4

僕は彼女より先に卒業するからいい。それより、彼女は人間関係がうまく行ってのか気になったのであれこれ訊いた。
すると、ちゃんと父親が不在がちだったり家が自営業の家庭の派閥で無難に渡っているそうだ。
それとなく、異性への興味や逆に男子から良からぬ形で注目されていないかという問いには、同級生に牛子や尻姫とあだ名されるオナペットが存在するとの答が帰ってくる。
杏奈程気性が強くないので少し気がかりだったが、様々な姉を見てきたせいか友達選びも心得ているようで安心した。
そもそも、五人姉妹で一人も不良タイプがいないだけでも嬉しい。

「そういえば、マイカーってあるの?」
「一台、お店に止めてるの。駐車場がガラガラすぎだと入りにくいし、葵姉はオープンしてしばらく、そこで寝てたの」
「ミニバンかな?三列シートの」
「五人乗りだよ」
「ああ、姉妹ならそれで間に合うもんね」
「六人目のお兄ちゃんが乗る所ないけど、車を乗り換えるより…お家を快適にしようって」
「そうだな、よく考えたら…特にみんなで出かけなきゃいけない用事ないし、コンビニは年中無休だったね」

「みんなで旅行とか、遠出とかしたいなって思うけど、お店の経営に穴を開けるわけにもいかないからね」
子供っぽい夢を見つつもシビアな現実も理解するところ、他の子よりずっと大人らしく見える。
「葵さんや杏奈の他にもバイトはいるでしょ」
「お友達に手伝ってもらってるみたいだから。みんな女の人なんだよ」
…あまりコンビニの店員で可愛い人に当たったことがないけど、ちょっとだけ期待したくなるじゃないか。

「お兄ちゃんは彼女とか気になる女の子はいるの?」
「彼女いるように見える?気になる子はいないわけではないけど…」

気になる子といっても、別に告白したいとかじゃない。小学校の頃は着替えが同じ教室だったので、見てないふりをしつつも、当然興味はあったのでラッキーなイベントに期待してた。
彼女も成長する肉体を完全には制御しきれてないらしく、嬉しいミスが発生した。なんと片乳丸出しの状態を目撃できたのである。学校でしかも同世代の乳輪と乳首を見れたのは衝撃だった。
その子はとり立てて美人というわけではないけど、顔つきに水商売やAV女優が持つ卑猥さがあった。だから中学に上がって少し太ましくなっても、それすらエロく見えた。
巨乳に惹かれるのも、母親がいないことよりも発育が良かった彼女の影響だったのではと今にして思う。

「特定の人物じゃないさ、理想的な女体を絵にして満足してた」
「お兄ちゃん、芸術的なんだね」
「違うよ、アニメのDVDは買えないし、書いてたのはチラシの裏さ。朝刊しか取ってなかったし、絵のモデルも古本屋で買ったエロマンガさ」
「お店でね、返本するまでに時間あるから、それまでに読んじゃったりスマホでパシャってできるよ。付録はね、もらえるんだって」

いわゆる裏事情的なものだろうか、知ることも出来ないだろうことを知れて得した反面フリーダム過ぎやしないかと心配にもなる。
「お兄ちゃんが好きそうなのだったら葵姉や杏奈姉が持ってくるかも」
「そこまではしていらないかな」
興味はあってもさすがにそれを頼るのもどうかと。

「お弁当美味しい?」
「うん、帰ったらお礼言わないとね、杏里さんに」

お礼もそうだけど、コンビニ一家になったからには一度は店に立ち寄る必要がある。なので、学校が終わったら帰りによってみよう。
裏事情に期待しすぎるのもよくないけど、これで少年誌の最新版という話題にも参加できるようになりそうだ。今更学校で友達が増えることはないけど、話のネタが有るに越したことはない。
これまで貧乏だから我慢してきた事は少なくなかったけど、姉たちのおかげで与えられるものが増えた。もし父が生きていて、酒と煙草をやめた所で得れるものではない。
食事を食べ終えると、僕はいつものように図書室に行く。昼休みが終わるといつものように午後の授業受けて終わると学校を出る。
亜衣ちゃんと一緒にいるのは嫌ではない。でも妹ができたとこれみよがしってのも調子に乗ってるみたいなので、昼休みにそれとなく話したとおり、学校を出て距離的に離れた辺りで合流した。

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