弟に愛と筋肉を 3
「さっきから落ち着かないけど、どうしたの?」
亜美が心配すると、
「べ、別に大した事じゃありませんよ。」
「もしかして、祥子の事を気にしているの?」
「そうじゃないですよ。」
亜美は祥子が自分を避けているのを薄々感じているが、
「それにしても、汗かいているじゃない。シャワーでも浴びた方が良いわよ。」
秀一がシャワーを浴びに風呂場へ向かうと、
「このところ、か、体が・・・」
全裸になった秀一の体は少しずつだが変化してきて、
背が急に高くなって、陰茎の皮が剥けてきたが、
突然、扉が開いて、
「ね、姉さんに亜美さん。」
祥子が秀一の硬くなってきたお腹を触りながら、
「あら、こんなになって・・・」
恥ずかしがる秀一に、
「秀一君のって前はすっかり皮に覆われていたのに。」
「この頃、一緒にお風呂に入ろうとしなかったのはこれが原因ね。」
「ね、姉さん、あ、亜美さん・・・」
すると祥子と亜美も脱いでいき、
「久々にお風呂入りましょう。」
「ちょ、ちょっと亜美ったら。」
風呂から上がると、
「秀一君が逞しくなってきたのって・・・」
「たぶんマッチョコのおかげじゃないかな。」
「姉さんも亜美さんも変なもの食べさせないでよ。」
すると亜美が、
「実はこの近くに引っ越す事になったの。」
「急に何を・・・」
戸惑う祥子だったが、
「それに祥子が通っている高校に編入する事になったの。」
「(それじゃ、亜美がしょっちゅう家に来ちゃうじゃない。)」
突然、秀一が立ち上がって、
「姉さんに亜美さん、もう自分の部屋に戻るよ。」
「ちょっと秀一・・・」
慌てて祥子が秀一の腕を掴むのだが、すぐに払い除けられてしまい、
「(う、腕の力が強くなっている。)」