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僕とママ
官能リレー小説 - 近親相姦

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僕とママ 20

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「ただいま……」

後ろ手にふすまを閉めながら、ささやくような声で呼びかけると、真新しい畳の匂いに包み込まれる気がした。
大きな声を出さなかったのは、2つ並んで敷かれたお布団の片方から、かわいい寝息が聞こえていたからだ。
12畳の和室の中央。
夕食時にはお料理が並んでいた座卓が片付けられ、蛍光灯に照らされた布団が二組あるばかりだ。
つけっぱなしの部屋の天井灯を、ひも付きのスイッチを引いて消してやると、薄暗くなった部屋の中は、窓の障子の格子もようの月明かりに満たされた。

かすかな波の音を遠くに聞きながら、わたしこと相馬麻理子は、安らかな寝顔を見下ろした。

ここは自宅から遠く離れた、相模湾沿いの民宿の一室である。

久しぶりの家族旅行だ。



青白い月光のいろに染まった息子、相馬裕樹の寝顔は、親バカだと笑われるだろうけれど、天使のように思える。

わたしは少し離れて敷かれた隣のお布団を、息子のそばにくっ付けると、フワフワの掛け布団の上に直接、浴衣姿の身体を横たえた。
そうして、はしゃぎ疲れた天使をそっと、のぞきこむ。


『…いや奧さん………我が署の玄関先に、裸の息子さんが現れたときは驚きましたよ』
病院の個室で、あの個性的な女性警官の質問に答え終えたわたしに、その部下らしい年若い警官が、そっとわたしに耳打ちしたのをボンヤリと、思い出す。
『しかも、果物ナイフを自分に向けて、"ママを助けないと死んでやるぞ!!"ですからね…』
恐縮するわたしに、
『…息子さん、アパートの2階のトイレの窓から、飛び降りてきたんですって?』
ふふっ、と女性警官が口元をおさえる。
『便器の洗浄レバーに、つぶしたトイレットペーパーをはさんで、ずっと水が流れるようにしておくなんてね……ウチの課にほしいくらいですよ?……誉めてあげてください。確かに我々も、数年前からやつらをマークしていましたが、息子さんの行動が無かったら、あそこまで強引な事は出来ませんでしたからね』
三ノ宮とその仲間たちは、わたしの夫を事故に偽装して殺害した疑いも含め、数々の余罪について未だに取り調べ中だ。

何でも、イチジク浣腸器に高度のエチルアルコールを仕込み、夫の直腸から注入。即席の急性アルコール中毒者となった夫はそのまま自動車を運転してしまい、事故を起こして死んだのだ、と証言したのは、当時風俗嬢だった、晴美さんだったという。

お客として訪れた夫に、プレイと称して実行したのが晴美。
ソレを命じたのが、店長の三ノ宮だと踏んで、厳しい取り調べが続いているのだそうだ。

刑事さんたちの話では三ノ宮とその仲間たちは死刑は確実だそうだ。
これで夫の無念が晴れて借金から私と祐樹は自由になれた。
晴美さんは和也君は置いて清美ちゃんを連れて実家へ帰った。
実は和也君は晴美さんの子でなく三ノ宮の連れ子と後になって私は知った。
残された和也君は犯罪者の息子として学校で更に苛められ。
それを苦にして学校の屋上で飛び降りて自殺した。
散々私と息子を虐げた罰だと思う。

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