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旅好き親父の遺したもの
官能リレー小説 - 近親相姦

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旅好き親父の遺したもの 7

ま、親父がコイツのお母さんに会ったのはかなり前だろうしな。
間違いが出てくるのも仕方がないか。

ぐいっ
亜美が俺の腕を掴んできた。
「なんだ?」
「ふふふ…」
「何だよ…気持ち悪いな」
亜美は俺の腕に自分の腕を絡めてきた。

「アンタのお父さんと、私のお母さんも、こんな感じだったのかなーって」
「さ、さあ?」
「好きになっちゃったかも」
「…俺んち来るか?」
「いいの!?」
何か急に瞳がキラキラしてきたぞ、コイツ。

制服の上にコートも羽織っているけど、柔らかい感触がある。
…結構胸あるんだなぁ。

「このままアンタのとこに住んでもいい?」
「お母さんはどうするんだよ」
「…半年前、病気で亡くなったのよ…」
「今はどうしてるんだよ」
「叔母さんとこに居させてもらってる…でも、正直、居心地悪い…」
さっきまでの強気な態度が嘘のよう…ってか、泣いてる…?

…コイツを苦労させちゃったのも親父が一因だったのかな。
だったらそれは俺が責任取らないといけないな。
俺は何も言わず、亜美の頭を優しく撫でた。

「…優しいのね」
「俺は誰にだって優しいぞ?」
「お母さんから聞いたけど、アンタのお父さんもそんな風だったみたいよ」
「らしいな」

亜美と一緒に家に帰る。
「おかえりなさい」
さつきさんが出迎えてくれた。

「この人は?」
「篠山さつきさん。まあ、お前と同じ境遇の人だ」
「初めまして」
亜美に対して、優しく微笑むさつきさん。

「あ、えっと、籠原亜美です…その…」
「よろしくね」
「あ、はい…」
なぜか照れて顔が赤くなる亜美。
さつきさんはそれを見てニコニコしている。
なんだ、女の子らしいところもあるんじゃないか。

こうして、新たな仲間が加わったのだった。

次に会う人は小さい老舗旅館の女将さんであり、女子高生の天田しずるさんだ。
トイレにこもりながら、しずるさんのことをいろいろ妄想していた。
(旅館の女将さんか。どんな人なんだろう。わくわくしてきたぞ。でも、その前に・・。)

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