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旅好き親父の遺したもの
官能リレー小説 - 近親相姦

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旅好き親父の遺したもの 3

「ただいまー」
そのさつきさんが帰宅。
「あれ…この人は…?」
「山手龍一さんよ」
「えっ、山手さんって…」

さつきさんの帰宅前に、明美さんからは親父のことについて彼女に話してある、と聞いていた。
だから、さほど驚きはないだろうとは思っていたが。
いや、さつきさんがあまりに美人なので俺も驚いてしまったが…

「あ、どうも、山手龍一です」
「あ、はい…初めまして」

「貴女の父親は、俺の親父です」
「ええ、母から聞きました」
「それは、いつごろ…?」
「高校生のときです。幼い頃から、父親の顔を見たことがなくて、疑問に思ってはいたのですが、なかなか聞く勇気が持てなくて…」
「そうでしたか…」

しかし、さつきさんは、俺や、親父を軽蔑したり恨みに思うようなことは、一切口にしなかった。
「親父のこと、どう思ってるんでしょう」
「直接会ったことがないから、何とも言えません。でも、母からはとても優しくて、いい人だと聞いてます」

「な、なんかすいません…無理に…」
「いえ、そんなことないですよ」
さつきさんは優しく微笑む。
3歳という年の差が、ものすごく大きく感じる。

「以前、お父さんの写ってる写真を見たことがあるの。あなたにそっくりだったわ」
「そうですか…」
そのとき、明美さんが俺たちを呼ぶ声がした。
明美さんとさつきさん、そして俺の3人で夕食を食べる。

夕食と風呂を済ませ、夜も遅くなったので寝ることにした。
ここに来た目的は二人に会うためだけだったので、明日の朝にはここを出る予定だ。

「龍一さん、いいですか?」
「はい?」
さつきさんだった。
「もう寝るところだった?ごめんね」
「いえ…」
明美さんはもう寝てしまったらしい。
さつきさんは、部屋に入ると、俺の隣に座った。

「今日は、わざわざありがとね」
「いえ…」
さつきさんはニコリと微笑んだ。

「親父のせいで、申し訳なく思います。明美さんも、さつきさんも、父親がここにいないことで、苦労されたと思いますし、人生が狂ったんじゃないかと…」
「そんなことないよ」
さつきさんは、不意に俺の頬にキスをした。
「さつきさん?」
「私は、人生が狂ったとは思ってないよ。それに、こんな素敵な男の子と出会えるなんて思わなかったな。うれしいんだよ…」
さつきさんが、俺に抱きついてきた。
勢い余って、布団の上に倒れてしまう。

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