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旅好き親父の遺したもの
官能リレー小説 - 近親相姦

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旅好き親父の遺したもの 20

(なんか頭が痛いし体もだるい。目の前にいるお母さんの姿が残像に見える。カゼでも引いたかな?)
そして、お母さんが心配そうに俺を見ている。
「龍一くん?大丈夫?なんか顔色悪いみたい。」
そして、そのまま意識をなくしてしまった。誰かに体を支えられたような気もするけど。

気がつくと、自分の部屋のベッドで横になっていた。
まだぼやける視界…あ、戻ってきた。
「龍一大丈夫?夕子さんが目の前で倒れたってパニックになっちゃって」
亜美が入ってきた。
「あー…ちょっと身体がだるいかな…」
「熱もあるみたいだよ。さつきさんが作ってくれたから」
亜美が枕元にお粥を置く。


フロ上がりのお母さんが部屋に入ってきた。
「あの、あとは私が龍一くんの看病をしますから。」
亜美が立ち上がって部屋を出る
「じゃあ、私はおフロに行ってきますね。」
そして、母さんがベットの横に座って俺に話しかける。
「旅の疲れが出たのね。」
「そうなんですかね…」
「無理しちゃ駄目よ」
「すいません…」
「どんどん頼ってほしいな…今までずっと会えてなくて、母親らしいことなんて一度もしてないから…」
「…母さん」
「やっと、呼んでくれたのね」

おかゆを食べて風薬を飲んだあと、
「明日には良くなっているはずよ。」
「ありがとう。」
「そういえば、さっき、『榎本りせ』って女の子から電話がかかってきたのよ。」
榎本りせは大学で友達になった世話好きの女の子だ。

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