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旅好き親父の遺したもの
官能リレー小説 - 近親相姦

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旅好き親父の遺したもの 13


「(いよいよだな)」
メモを折りたたみ、浴衣を着て俺は部屋に戻った。

…日も暮れて、夕食(これがまた美味しかった)を食べ、もう一度温泉を満喫し、さつきさんと亜美が眠りについたのを確認してから、俺は約束通り離れの小部屋に向かった。

俺が離れの小部屋に行くと和服を着ている神城母娘が外で待っていた。
「うれしいです。来てくれたんですね。」
「あっ。はい。メモが置いてあったから。」
俺が美しい母娘に見とれていると、しずるの母親にやさしく抱きしめられた。

この方が、親父と関係を持った神城静香さん。
この旅館の女将である。

二人に部屋に招かれ、後について入っていく。
ここが母娘の居住スペースなのだろうか、部屋というよりは小さな家である。

「わざわざここまでいらして、ありがとうございます」
静香さんが頭を下げる。
「龍一さんのお父さんがここにいらしたのは、今から17年前のことで、今でも昨日のことのように思い出すんです」
「そうですか」
「お父さん、孝之さんは、元気ですか?」
「あ、あの…それが、先日病気で…」
「そうだったんですか…残念です」

「一緒におられるお二人は…?」
「旅先などで出会ったんです。しずるさんと同じように、親父が関係を持った女性の娘です」
「ああ、それで」
「本人が俺と一緒に住みたいというので、今は一緒に暮らしているんです」
「そうですか…それでしたら、そこにしずるを加えてやってくれませんか?」
「俺はいいですけど、お母さんは…」
「…実は、この旅館を閉めようと思ってるんです」

「ど、どうして?」
「いますぐじゃないですけど、経営が赤字続きなものですから。あと、半年ぐらいでやめようかと。」
「旅館をやめたら、お母さんはどうするんですか?」
「それは具体的にはまだ・・。あの、もし宜しかったら、私も抱いてくれませんか?今、ここで。」

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