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お義父さんは男の娘!
官能リレー小説 - 近親相姦

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お義父さんは男の娘! 6

しかも、初めてを。てっきり母さんとシてると思ったこいつの初めてを。私が無理矢理奪ったのだ。

一夜明けたが、まだあの興奮は忘れない。

「ごはん…これで出来上がりだから」

晶はフライパンの目玉焼きをフライ返しで私の皿に乗っける。テーブルにはごはん等が既に並んでいた。

「ありがと」

「…うん」

再び晶は背を向けた。

「今日、母さん帰ってくるね」

「……」

「心配しなくても昨日の事は本当に内緒にしておくわよ」

「本当…?」

うるうると小動物のような眼差しで振り向く晶。

もしかしてこいつ、昨晩の間ずっと悩んでたのか?

少しの罪悪感と晶の可愛さに萌える私がいた。

「勿論よ。私だって母さんを悲しませたくはないわ」

「じゃ、じゃあさ…もう昨日のような事は絶対にしないって僕と約束出来る?」

「………」

「なんで黙っちゃうのさ!そして、どうして僕と目を合わせようとしないの!?」

「あ、早く食べないと学校に遅れちゃうなぁ。いっただきまーす…………もぐもぐ…。うん、お義父さんの作ってくれたごはんはいつも美味しいなぁ」

「無視するなー!あと下手くそな演技ばればれだよ!」


ちっ。変な事には鋭いんだから。

「あ、そういえば僕の着替えも隠したよね。どこに隠したの?」

「もぐもぐ……洗面台の戸棚の中にある引き出しよ。灯台下暗しとはこの事ね……もぐもぐ」

「うぅ………もっとよく探していれば良かった…」

晶はがっくりと肩を落とした。


そんなこんなで朝食を終えた私は髪の寝癖を直したり制服に着替えるなど身支度を整え、玄関の前で学校指定の革靴を履く。

「奏ちゃん〜」

履き終えて立ち上がった直後、晶がぱたぱたと駆け寄って来た。

「はい、お弁当。忘れてたよ」

「さんきゅ」

私は晶から受け取り包みに入ったお弁当箱を鞄にしまう。

「じゃあ行ってくる」

「はい。いってらっしゃーい」

ニコニコと天使の微笑みを浮かべながら晶は私を見送る。

「…………」

しかし私はそこから言葉も返さず一歩も動かないでジト目で晶を見つめた。

「え?……ど、どうかしたの?」

「いってきますのチューして」

「ふぇぇ!?な、なんで!?」

「母さんにしてた事を私にもしてって事」

「いや意味は分かったけど……それはちょっと…………ごめんね。出来ないよ」

晶は最初は驚き悩みながらも、はっきりと断った。

だが、これしきの事で引き下がる私ではない。

「じゃあ今日は休むわ」

「駄目だよ。奏ちゃん元気じゃない」

「うっ……急に目眩が」

「はいはい、わざとらしい嘘はやめてね」

「本当に目眩がするんだって。あんたの可愛いらしい姿のおかげで朝からむらむらして来たわよ」

「それ、僕のせいなの…?」

「キスしたら両方とも収まるかも知れない」

「ずいぶんと都合のいい目眩だね…」

「お願いお義父さん……助けて」

「……………はぁ、仕方ないなぁ。ほっぺだけにするからね?唇にはしないから」

「仕方ないわね」

私は妥協して晶の言葉に応じる事にした。

「じゃあ、するよ……」

ちゅっ。

私の頬に晶の柔らかい唇が触れ、すぐに離れた。

「満足?」

「ん。…いってきます」

「はい、いってらっしゃい」

今度こそ私は自宅を出るのだった。


私の通う女子校までの道のりは徒歩で約三十分くらい。付近にはコンビニやカラオケ、ゲーセンなどが充実していて学校帰りには付近の他校からも学生など若者達が集まる。逆に言えばお年寄りとっては住みにくいという事に繋がるのだが。

そんな通い慣れた道を私は、

(はぁ…ほっぺたじゃなくて唇にして欲しかったなぁ)

晶にキスされた箇所を触りつつ歩くのだった。


私の通う私立の女子校、丘ノ宮(おかのみや)女子高等学校は全校生徒500人ほど。主に進学希望者に力を注いでいる学校で、ソフトボールと女子テニスが共に県大会優勝の成績を誇る強豪校だ。昨今は入学希望者減少に伴い、再来年度からは共学化も視野に入れていると校長が朝礼で述べていた。

ちなみに私はただ近いというだけで選んだので具体的に進学するかは全く決まっていなかったりする。

「おはよ」

「「おはよー」」

教室に入ると自分のクラスメイト達と挨拶を交わした。

私の席は窓際の前から二番目。授業中は割と頻繁に当てられるので眠る事が出来ず結構に不便な席だ。

「おはよ、かなっち」

「ん。おはよ、裕美」

今挨拶した私の前の席の女子、日比野裕美(ひびのゆみ)は一年生の時からの同じクラスの友達でセミロングの茶髪にカチューシャをつけている美人系の女子だ。一目見た母さんが何度かスカウトするくらいだから私とは比べるまでもない。ちなみにかなっちとは裕美限定の私のあだ名だ。

挨拶をした後イスに座り、鞄の中に入った教科書を机に入れる。

「…あれ、かなっち。朝からなにかあった?」

「どうして?」

不意に裕美が話し掛けてきた。

「んー、なんていうかいつもよりご機嫌に見えたからさ」

「私は普段通りよ」

「んーそうかなぁ?」

裕美は首を傾げながら私の顔を凝視する。

「あまりじろじろ見ないでよ。あんたと違って顔にも体にも自信ないんだから」

私がそういうと驚いたように裕美は目を見開いた。

「かなっち……相変わらず自分に自信ないんだね」

「当たり前よ」

母さんのように大きな胸も無ければ、晶のようにぱっちり開いた目もない。唯一の自慢といえば女子の平均よりは大きめの170近い身長だけ。それもバレー部の女子部員達と比べれば低いものだ。

裕美は私の理想。顔も美人だし胸も発育がいい。性格も明るく活発。ぶっちゃけ私の友人だという事に疑問がある。

「相変わらずの鈍感だねぇかなっちはさ。その様子じゃ自分がどれだけ人気あるか知らないでしょ」

「人気?そんなのあるわけないでしょ。冗談もほどほどにね裕美」

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