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我が家の秘密
官能リレー小説 - 近親相姦

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我が家の秘密 6


(殴られるっ・・・!)

覚悟はしててもやはり恐怖はぬぐいきれない。
智紀は思わず目をつぶって衝撃に備えるが・・・肝心の打撃がいつまでたってもやってこない。
これは妙だと恐る恐る目を開けてみると。
そこには智紀も、妹の凛までもが絶句してしまうほどの姉の姿が目に入った。

「な・・・んで・・・。何で、お母さんたち、なのよぉっ・・・?
 わ、わたっ・・・私のほうが・・・グスっ、あなたのこと、愛してっ、いる・・・のにぃっ・・・!」

姉、白河静流は泣いていた。
幼いころにはガキ大将として君臨し。その後は完全無欠の完璧超人として弱いところなんて1度たりとも見せなかったあの姉が泣いている。
ポロポロと涙を流す姉の弱々しい姿に、智紀も凛も何がどうなっているのか理解できない。動くことができない。
しかしこの場をどうにかできるものは2人以外に誰もいない。
事実静流はグスグスと泣くばかりで事態は一向に進行しない。
このままではいけない。とにかく姉を泣き止ませなければ。
たっぷり時間をかけて再起動した智紀は、何とかそこまでたどり着くことができた。
だがどうやって泣き止ませればいいかとなると、とんと見当がつかない。
頭をなでる?子ども扱いするなと逆上されやしないか?
優しく励ます?泣いている理由もわからないのに?
優希たちを呼ぶ?母たちを尊敬する静流には屈辱以外の何物でもないだろう。
どれだけ考えてもどれも有効な手段に思えず、智紀は動くに動けない。
そんな中、やっと再起動した凛がためらいがちに兄に声をかける。

「お・・・お兄ちゃん、早くお姉ちゃんを何とかしないと・・・」

そんなこと言われなくてもわかってる。でもどうしたらいいかわからない。
姉からも妹からも追い詰められた智紀の脳内はもうめちゃくちゃ。
もはやまともにものを考えることすらできない。
そんな状態でとった、姉を慰める方法。それは・・・。

ガバッ!

「「「・・・・・・っ!!」」」

無言で静流を抱きしめることだった。それも手加減も何もない、力強い抱擁で。
とっさの行動にやられる側も見てる側も、やってしまった側すらも言葉を失う。
ベッタベタすぎて動くに動けぬこの状況、3人はどうやって切り抜けるつもりなのか?

「と、とも・・・き・・・?」

永遠とも思える時間をおいて、静流がそれだけつぶやく。
凛が呆然と見守る中、智紀がいつにない強い意志の光を宿らせた目で姉と妹を射抜いた。

「姉ちゃん。凛。引き返すなら、今だぞ」
「・・・は?」
「え・・・?」
「母ちゃんは家族とスルのが白河家の男の義務だって言ってた。
 だけど、これ以上先に進んだら、もう俺たちは今までの仲のいい姉弟でいられなくなる。
 姉ちゃんたちのことは好きだ。だけど俺も男だから、それだけじゃ満足できねえ。
 母ちゃんたちみたいに、自分のモンにしたくなる。
 発情したドーブツみたいに毎日姉ちゃんや母ちゃんたちとHして、家畜みたいにポコポコ子供を産ませてやる。
 生まれた子供も、みんな俺だけのモンにする。それでも、いいか?こんな俺でも、いいのか?」

それは今まで共に暮らしてきた家族に対する最終勧告。
もしここで拒まれるなら、それも仕方ない。
静流たちにはどこか遠いところに行ってもらう。
そうでもしなければ、危険なのだ。
こうしている今も、智紀の中にある白河家の業が、目の前の姉妹がほしいと訴えている。
ぷっくりした唇、やわらかそうな胸、誰も受け入れたことのない秘所。
2人の身体を余すところなく蹂躙し、自分のものにしたい衝動が湧き上がっているのだ。
智紀としては2人にひどいことをしたくはないが、それをしないでいられる自信はない。
それゆえの最終勧告だった。
だがそんなことは最初から必要なかった。
なぜなら静流も凛も白河家の血族。まして静流は姉弟以上の想いを告白したばかり。
智紀の最終勧告に対し、姉妹は聖母のような、泣き笑いを浮かべて抱き着いた。

「もうっ・・・何言ってるの、智紀?私はとっくに智紀のものよ?
 智紀なしの人生なんて考えられるわけないじゃない」
「凛もっ!凛もお兄ちゃんのこと、ダイスキだよっ!?」

2人の言葉は智紀に残された最後の理性を断ち切る刃となり。
この姉弟として育ってきた3人はそれを超えた男女の関係となった。

「姉ちゃん…!!」
「智紀ぃ…んんっ!?」
智紀は目の前の静流の身体を再び強く抱き締めると、その唇を奪った。
静流は驚きに目を見開いて一瞬だけ身を強ばらせたが、すぐに体の力を抜いてウットリとした表情になり、智紀に身を預けた。
これに気を良くした智紀は責めに出た。
静流の口内に舌を侵入させ、手は胸や股間を服の上から愛撫する。
ここ数日間、母達に仕込まれた女の悦ばせ方だ。
「んん…っ!!?」
一方、ずっと密かに恋い焦がれていた弟との甘いファーストキスに浸っていた静流は、突如として始まった性戯に動揺した。
結果的にそれは彼女の快感を高める事になり、彼女はキスしながらの愛撫でイってしまった。
「んっ!んん〜〜っ!!!」
静流がビクッビクッと何度か身震いしたのを確認した智紀は唇を離して言う。
「姉ちゃん…イっちゃったんだね」
「ば…ばかぁ…智紀がいきなり変な事するから…」
「フフ…姉ちゃん、可愛い♪」
「な…っ!!?」
微笑む智紀に静流は真っ赤になる。

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