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姉、僕、妹、妹
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉、僕、妹、妹 85

「はぁ〜っ……」
「緊張したわね〜。」
「でも……これで良い成績なら心置きなく引退できるわ。」
「…そう…ですね…」
「汗かいちゃったわ。変な意味で。」
「先輩方…凄いですね……」
「中学生にしては貴方達の方が凄いわ。」
控え室に戻った部員は思い思いのことを言っている。僕は
「ちょっと出てきますね。」
と言い近い所にある店で2,5リットル入りの紅茶、スポーツドリンク、炭酸飲料を各2本買い、コップも人数分より若干多く買った。

「戻りました。僭越な真似かも知れませんが……」
僕は飲み物を差し出した。
「気が利くね〜。」
「ここにはお茶のセットしかないからね。こういう冷たいのはあり難いわ。」
「1年生だからって気を遣っちゃって。」
「わ〜凄い。沙耶のお兄さんってよく気を遣うね。」
「沙耶ちゃんも見習いなさい。」
「は〜い。」
各自がコップを取り名前を書いている。そこへ、
「皆、お疲れ。アイス買ってきたわよ。」
と、部長が入ってきた。
「部長には敵いませんね。」
と僕は苦笑した。
「良いのよ。君はポケットマネーでしょ。」
「驚くほど高いものでも……」
「そうは言ってもね。」
「プライベートブランドの安いのを選んで買ってきましたから。」
「そう。でもレシート後で提出して。部費から出すから。」
「……何だか…却って申し訳ないです。」
「良いのよ。そこまで気を遣ったって事だけで私達は嬉しいし。」
「次期部長候補かしら?」
冷かし半分の冗談だろうか?
「ふふふ。」
「ところでこれからは如何するんですか?」
僕はそう聞いた。すると、
「結果はもう出てる筈よ。あと4校あるからその結果次第ね。」
「そうですか。」
僕がモニターテレビを見ると暫定2位だ。
「予選突破は確実かしら?」
僕の顔の左からぬっと顔を出したのは副部長だ。
「そうですね。」
僕は頷いた。

昼休み
「今日も買い弁(家から持ってくるのではなく買ってきたお弁当と言う意味)なんですかァ?」
沙耶と一緒に昼食をとっていると、沙耶の友達の坂田さんが僕に聞いた。
「真奈ちゃ〜ん、うちはお兄ちゃんと一番上のお姉ちゃんが〜食事作ってるんだよ〜。」
「ええぇ?凄いねェ。」
「だからこういう日は手抜き。」
僕はそう言いながら、たこ焼きパンの包みを剥した。

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