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姉、僕、妹、妹
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉、僕、妹、妹 81

その帰り道
「明日は本番だね〜。」
「期待してるよ。」
「制服で良いの〜?」
「そうだよ、話聞いてなかったな。」
「へへ〜。ごめん。」
「全く……」
「あ〜今晩は寝られないな〜。」
「ちゃんと寝て、ちゃんと休むことも大切だよ。」
「そうなのかな〜。」
「そう。あ、降りるよ。」
「は〜い。」

「ただいま〜。」
「ただいま。」
「お帰りなさい。お疲れ様。お夕飯作っておいたわ。」
「お姉ちゃんごめんね。」
「良いのよ。初めからわかってたことだから当番表もそうしたでしょ。こういう時は『ごめん』じゃ無くてなんて言うのかな?」
『こういう時は如何するのかな?』という言い回しは、僕がまだ小学校に上がったばかりの頃、よくお姉ちゃんに言われた。
「……ありがとう。」
「はい、よく出来ました。」
あの頃のままの笑顔でお姉ちゃんは僕の頭を撫でてくれた。嬉しい一面、ちょっと恥ずかしかった。
今日もまたお姉ちゃんは大御馳走を作ってくれた。
・旬野菜のパリパリオードブル(きゅうり、湯通しピーマン、千切り大根など)
・コーンポタージュスープ
・鮭の白ワイン蒸し
・ひれステーキ、ポテト添え
その上ご飯はわざわざ皿に入れ、いかにも「ライス」といった感じだ。
「如何かしら?」
「私感激したよぉ。」
「沙耶も〜。舞お姉ちゃんが〜ご飯作ってくれると〜いつも凄いことになるね〜。」
「僕は全ての面でお姉ちゃんには敵わないなぁ……」
「褒めすぎよ。」
珍しくお姉ちゃんがちょっとはにかんだ。
「今の〜舞お姉ちゃんの表情〜可愛〜い。」
「沙耶ったら……」
「でもぉ舞お姉ちゃんが恥ずかしがるのって珍しいねぇ。」
「僕もそう思った。」
「もう良いでしょ。頂きましょう。」
お姉ちゃんは真っ赤になってそう言った。
「いただきま〜す。」
「いただきまぁす。」
「いただきます。ねえお姉ちゃん、ワインなんて買えたの?最近うるさいでしょ?」
「大丈夫よ。高校の友達の酒屋さんで売り物にならなくなったのがあってね、料理に使うっていったら安く譲ってもらえたの。」
「ふ〜ん。信用されてる証拠だね。」
「ありがと。アンタも早く食べてみてよ。」
「うん……ん!すごく良いよ。」
「ありがと。この瞬間が料理の醍醐味ね。」

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