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姉、僕、妹、妹
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉、僕、妹、妹 9

「……っと起きなさい。」
「あれ?」
「ホラ、何してるの?今日は始業式よ。」
「……さっきまでのは夢か……」
「どんな夢見たの?」
「お姉ちゃんに起こされた夢。」
「デジャヴかな?」
「デジャ夢(デジャム)かな?」
「朝からギャグは絶好調ね。」

ハムエッグとホットケーキと言った朝食を食べ、身支度を整える。
「先に行くよ。」
「あ、もうそんな時間?」
「そろそろ行かないと電車に遅れちゃうよ。」
「皿を洗うって時間を計算してなかったわ。」
「お兄ちゃん、舞お姉ちゃん、行ってらっしゃい。」
「茜、沙耶、行ってきます。」
「あ、茜、鍵締めてから行くのよ。」
「心配しないで良いよぉ。」
「そう。じゃあ行ってくるわ。」
慌しく駅へ向かった。

プルルルルルル……
「間に合ったわ。」
「そうだね。」
いつも通りの快速電車でお姉ちゃんの隣の座席に座って学校に向かった。
「久しぶりだと転校生気分ね。」
「そう?」
「夏休み中全く高校に行かなかったわけじゃないけど何か気分が違うわ。」
「そうだね。僕も隣に制服姿のお姉ちゃんがいるのが久しぶりだからちょっと不思議な気分。」
「そうね。」

「お早う。」
「また『大好きなお姉ちゃん』と登校か。」
「悪かったね。」
「新学期から熱いな。」
「どっちの意味で?」
「さあな。」
ガラガラガラ
「おはよ。」
「おう。」
「ずいぶん焼けたね。」
「サイパン行ってきたんだ。」
「お土産は?」
「土産話ならいくらでもあるぞ。」
「おう。お前ら宿題やってきたか?」
「見せないぞ。」
やかましいクラスが新鮮に感じられた。
「新学期からは気持ちを新たに……」
校長講話と諸連絡があって今日は終わりだ。さっさと帰ろう。
「ちょっと待って。」
「はい?」
吹奏楽部の部長に呼び止められた。
「6日の土曜日、中高合同練習したいの。だから妹さん経由で中学の方に伝えておいてもらえるかしら?」
「分かりました。時間は?」
「午後1時で。」
「了解。」
話を終えて校門に向かうとお姉ちゃんが待っていた。
「あ、お姉ちゃん。」
「茜と沙耶がこっちに来るって。例のカフェでお昼にしましょ。」
「そうだね。」

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