姉、僕、妹、妹 74
「沙耶……気持ち良い…よ…」
沙耶は上目遣いで僕の目を見つめ、目だけで笑った。
「あ……沙耶…」
限界はすぐに訪れた。
びゅるうぅ〜
「んぐっ!…ん……」
「あ、沙耶……」
沙耶は喉を鳴らした。
「んふふ〜。ごちそうさま〜。」
「ごめん……また…飲ませ…」
「無理矢理飲まされたわけじゃないよ〜。」
「…うん…でも」
「今度は〜お兄ちゃんが〜沙耶を気持ちよくして〜。」
沙耶は脚を開いた。
「舐める…よ?」
「うん。」
僕は内股に舌を這わせ、次第に上へ向かっていった。
「あ…お兄ちゃん……もっと上…」
舌は沙耶の陰唇をとらえた。
「ひあぁ〜っ……そこ…あっ…もっと…」
「れろぉ…」
僕が下から上になぞるように舐めると沙耶は
「もっと…細かく〜…そうそう、気持ち良い〜…」
仰け反る様にして言った。
「あぁっ…はぁっ…あああ……ひはあぁ〜ん!」
絶叫しながら沙耶は潮を吹いた。
「はぁはぁっはぁ、はぁ…ねえ〜、はぁ、お兄ちゃん……」
「ん?」
「まだ、はぁ、小さくなって…ないね……」
「う…それは…」
「何〜?」
「沙耶のを…舐めたから…」
「じゃあ責任取るね〜。」
沙耶は僕の勃起したペ○スの裏筋に足の裏を乗せ小刻みに動かした。
「あっ沙耶…そんな技…何処で…」
「え〜芽衣ちゃんが〜こうやると気持ち良いらしいって言ってた〜。」
(あのフルートの子か……)
「あぁっ!沙耶!行くぅ〜っ。」
びゅ〜っ
「あぁ〜ん!」
と、そこで沙耶は突然動かなくなった。
(体力の限界か?)
僕は呼吸と脈を確認した。
(異常なし、と。)
そしてそっと沙耶を僕の体の上からどかし、布団を掛けた。
「お休み。」
僕は呟くように言い、目を閉じた。
「ん……朝か…」
カーテンの隙間から差し込む光に僕は目を覚ました。
「ほぇ〜…もう朝〜?」
「まだ寝てて良いよ。僕は朝食の準備してくるね。」
僕は昨日と同じようにシャワーを浴び服を調えた。
「さてと…」
「手伝おうか〜?」
「あり難いけどその前に体を洗っておいで。」
僕はそう言い、スクランブルエッグを作り始めた。