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姉、僕、妹、妹
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉、僕、妹、妹 62

学校で
「オマエ今朝喧嘩したんだって?」
演劇で使った道具の分解をしていると友人に言われた。
「え?喧嘩?」
「電車の中で。」
「喧嘩じゃなくてあれは……ちょっと八つ当たり…かな?」
「犯罪者を問い詰めたんだろ?」
「まぁ…ちょっと法律を使っただけだからね。」
「んだよぉ……痴漢でも捕まえたのかと思ったぜ。」
「違うよ。殴られて頭にきただけ。」
「へぇ。でも『愛しのお姉ちゃん』の前でカッコつけられて……」
「その先を言うと刑法……」
「俺が悪かったよ。」
「まあ良いけどね。」
「ッタクどっちが被害者だか……」
「僕は権利を行使しただけだよ。」
「そうかもしれないけどなぁ……」
「その後お姉ちゃんに怒られたけど。」
「だろうな。普通そういう喧嘩はしねえぞ。」
「そうかなぁ?」
「そこ、無駄話してないで!」
「あ、委員長……」
友人はクラス委員長に睨まれて逃げていった。

「こんなところね。終わりにしましょう。」
クラス委員長が言った。
「はぁ。終わった終わった。」
「片付けも疲れれるわね〜。」
「文化祭大賞はどこがとるんだろう?」
クラスメイトがざわざわと喋りながら帰り支度を始めた。
「さて、スーパーに寄って帰ろう。……それにしてもまだ暑いな……」
僕は独り言を言いながらカバンを持ち昇降口に向かった。
「たまには待ってるのもいいな……」
久しぶりにお姉ちゃんより早く校門に着いた。
「あら、アンタ何してるの?」
「あ、お姉ちゃん!」
「誰かと待ち合わせ?」
面と向かって聞かれると今更ながら恥ずかしい。
「…お……お姉ちゃんと…」
「何真っ赤になってるのよ。」
お姉ちゃんは平手で僕の頭をポンと叩いた。
「さ、行きましょう。もうすぐいいタイミングで電車が来るわ。」
「うん。途中下車してスーパーに寄るね。」
「こっちで買ったほうが安いわ。私ポイントカード持ってるし、今日は特売日よ。」
「流石お姉ちゃんだね。」
「それより……まあ良いわ。買い物が終わってからにしましょう。」
お姉ちゃんの目がちょっと怖かったような気がする。

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