PiPi's World 投稿小説

姉、僕、妹、妹
官能リレー小説 - 近親相姦

の最初へ
 54
 56
の最後へ

姉、僕、妹、妹 56

楽器を音楽室に運び終え、片付けも終わった。
「明日の17時から打ち上げをするわ。会費は一人1000円。足が出た分は部費と先生のポケットマネーで出してもらうから。参加する人は名前書いていってね。」
部長が黒板に紙を貼った。
「あ、主役の君は来れる?」
「申し訳ありませんが、参加できません。」
「男の子は少ないもんね……」
「あ、いえ…そういうわけでは……」
「ん?」
「両親が出張中でして……」
「あ、そうだったわね。妹さんも居たわね。」
「すみません。」
「良いのよ。残りの文化祭、楽しんでらっしゃい。」
「はい。お気遣いありがとうございます。」

「あ、待っててくれたんだ。」
音楽室前にお姉ちゃんと沙耶が居た。
「今来たところよ。」
「お疲れ様〜。」
「ありがとう。あれ?茜は?」
「先に帰ったわ。」
「受験本気だね。」
「茜お姉ちゃんは〜頑張り屋さんだから〜。」
「沙耶も見習いな。」
「う〜余計なこと言ったかも〜。」
「ふふふ。まあ今日は楽しみましょう。」
「茜お姉ちゃんも〜今日くらいは〜良いのにね〜。」
「僕もそう思うけど、それは自分で決めることだよ。もうそういうことは自立しなきゃね。」
「ふ〜ん。」
「さ、お説教はその辺にしてそろそろ行きましょう。私はSTOMPが15時からあるの。後何分もいられないわ。」
「じゃあ美術部の展示を見に行こうか。」
「は〜い。」
「ええと……どっちだっけ……」
「こっちよ。」
お姉ちゃんが先導してくれた。
「ここよ。」
「早速入ろうか。」
「うわ〜たくさんある〜。」
「そうだね。」
「ゴッホの寝室」の模倣、ゴヤの「巨人」を茶化しゴジラを描いた絵、心の中を表現した抽象彫刻……
「ね〜これ何〜?」
沙耶が言った題は「時」と書かれた絵だ。
「抽象画だね。」
「う〜ん……よく分かんないよ〜。」
「こっちの抽象彫刻は?」
「それはまだ〜わかるような気がする〜。」
人の感じ方は様々だから仕方なかろう。
お姉ちゃんの出るSTOMPが終わり、4人が再合流した頃には後夜祭の準備が各所で始まった。
「舞お姉ちゃんたちは〜後夜祭出るの〜?」
「強制じゃないから私は出ないわ。」
「僕も出ないつもりだよ。」
「良かった〜。沙耶〜一人帰るの寂しかったから〜。」
「そっか。」
「在校生に連絡します。16時までに各教室に戻り、担任の指示を受けてください。尚、ご来場のお客様は引き続き学園祭をお楽しみください。後夜祭は19時より行われます。」

SNSでこの小説を紹介

近親相姦の他のリレー小説

こちらから小説を探す