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姉、僕、妹、妹
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉、僕、妹、妹 49

バァーンババァラバラバラ
ビャーンビャビャラララ!
ドドドドド
「He〜y!乗ってるかい?」
「イェーイ!!」
僕は
(なんだか古いな……)
と心の中で呟いた。しかし、
「お兄ちゃ〜ん、凄いね〜。」
沙耶は喜んでいる。

パララ パラッパッパッパ パッパ〜ラ〜
タラァララ タラァララ タラァララ
タラララッタ
「今度の曲はぁちょっと落ち着いたねぇ。」
「茜お姉ちゃんは〜そういう方が良いの〜?」
「そうだねぇ。」
「舞お姉ちゃんは〜?」
「ロックはやっぱり激しい方が良いわ。」
「お兄ちゃんはぁ?」
「ロック自体あんまりよく知らないからなんとも言えないよ。」
「次を聞き終えたらお昼食べに行きましょう。」
「そうだね〜。」
「そうするぅ。」
「何処が良いかな?」
「探しながら考えるのも楽しみじゃない?」
「そうだよ〜。」
「こういう時はぁ緩めの予定にした方が良いんだよぉ。」
「そうだね。」
「続いてはスウィングガールズで有名のSing sing singです。」
ドンドン ドドン ドン ドンドンド
ドンドン ドドン タァララァラ タァラララ
タァ〜 ラァ〜 タァ〜 ラァ〜
タッタラッタタァラタァラ パッパ
(この曲ロックじゃなくてジャズだろ。)
僕は頭の中で突っ込んだ。
「これ良いね〜。」
「吹奏楽でもやってはいるけど、ちょっと上手くいかないんだよね。」
「でもロック部より楽器はあるし、サックスとかチューバでやれば良いんじゃないの?」
「お姉ちゃん、そうじゃない人を如何するかって問題もあるんだよ。」
「なるほどね……全ての曲に全員を出したいってのが吹奏楽部の方針な訳ね。」
タララァ〜 タラッタラ タラッタラ
「わぁ、クラリネットのソロだぁ!」
茜が目を輝かせている。
「カッコいいなぁ……」
「確かに凄いわね。」
お姉ちゃんも同調している。確かにソロは相当緊張するものである。ミスなど言語道断、音の処理まで気を使わなければ曲そのものが崩壊しかねない。
タァ〜!パァッ!!
「凄ぉい。カッコよかったねぇ。」
「沙耶もそう思ったよ〜。」
「そろそろお昼に行こうかしら。」
「そうだね。沙耶、茜、何が食べたい?」
「う〜ん……お兄ちゃんの〜お財布で食べられるもの〜。」
「私もぉ!」
場外ホームランを食らった感覚だ。

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