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姉、僕、妹、妹
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉、僕、妹、妹 46

「部長、お早うございます。」
「あ、お早う。早いわね。」
「これでも指揮者ですから。」
「ふふ。そうね。さて、運んじゃいましょう。」
「二人でですか?」
「ううん。3人で来たから。」
バスドラム、指揮台、楽譜立てなどを体育館に運んだ。
「出来たわね。ねえ朝ごはんは食べたの?」
「いえ。持ってきました。」
「そう。私たちもなの。ちょうど良かったわ。吹奏楽部の控え室で頂きましょう。」
「控え室ですか?」
「空き教室を取ってあるの。いらっしゃい。」
ついて行くと確かに空き教室のドアに『吹奏楽部控え室』と張り紙がしてあった。
「みんなお早う。」
部長が言うとすでに中には最終チェックをしている数名の部員がいた。
「お早うございます。」
僕も続いて入室した。
「とりあえず食事休憩にするわ。」

朝食をとり、最後のチェックを終えた。すると文化祭担当の生徒が入って来て
「失礼します。後20分で開場です。準備をお願いします。」
と言った。
「平常心よ。」
「『Take it easy』ですね。」
「ええ。」
演奏者は舞台に上がり、僕は舞台袖に行き幕が上がるのを待った。
『皆さんお早うございます。只今より……』
アナウンスが聞こえてくる。今更ながら緊張してきた。
『では本日最初の公演。吹奏楽部の演奏です。』
幕が上がった。
僕はがちがちに緊張しているのを悟られないよう舞台袖で2度ジャンプした。
(よし!行くぞ。)
僕は舞台の下手側から指揮台の横に向かった。
パチパチパチ
「皆さん、本日は朝早くからお越し頂きありがとうございます。われわれ吹奏楽部は……」
部長が挨拶をする。
「…ではお聞きください。」
部長が一礼して位置についた。僕は会場に礼をして指揮台に上がった。
「良いですか?」
全員が頷いたのを見て僕はタクトを振り上げた。
パラパパパパ〜
プーパパララ〜ピポパ〜パ、パ〜
僕の高校初舞台が始まった。
タァラ〜タ〜ラ〜タ〜
タタタ〜タタ タ〜タタ、タ〜
「2、3、ハイ」
プーパパララ〜ピポパ〜パ、パ〜
既に汗が流れてきた。
タタタタァラッタタ パパパプ〜パパパ
キンカンコッコッコココ ピポポポピポポポ
リ〜ラル〜ラリ〜ラ〜ル〜
(横のつながり良くなったな。)
なぜか心の中で考える余裕はあった。
ル〜ラリ〜ラリ〜ラ〜ル
ラ〜タ ラタラタタ〜

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