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姉、僕、妹、妹
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉、僕、妹、妹 34

「遅いわよ。」
「すみません……あっちが長引きまして……」
部長に頭を下げ早速練習に加わる。と言っても最近は通しで曲調と意思の統一を図ることが殆どだ。
「じゃあ合奏するわよ。」
「遅れてすみませんでした。」
僕は指揮台に上がる前に部員全体に言った。そして指揮台に上がり、
「いきますよ。頭から。」
パラパパパパ〜
プーパパララ〜ピポパ〜パ、パ〜

タタタタタタタタ ダンダン!
「速さに注意して『御転婆マリア』です。」
タラララッタタラララッタタ〜ラ〜

「『私お気に入り』に行きますよ。引きずらないで。」
タァラッタ タァラッタ タァラッタ タ
「引きずるのもまずいけど走らないで!!」

ジャーンジャージャーンジャ ジャンジャーン……
「3、4。」
ジャーン ジャーン ジャーン ジャーン
ジャジャジャジャジャン ジャン ジャァ〜ン!!
「はい。OK。」
とりあえず1回通した。
「大体問題はありませんね。部長はいかがですか?」
「そうね。このままなら大丈夫そうね。後は中学生と息が合えば完璧ね。」
「そうですね。」
「じゃあ今日はもうこの辺にして英気を養ってもらうわ。」
「はい。」
「お疲れ様。」
「お疲れ様で〜す。」
部員は次々に音楽室を出て行った。
「あ、片付けておきますよ。」
僕は演奏をするために移動した机やいすを元の位置に戻し始めた。
「手伝うわ。」
比較的片付けるのが楽な部員がこれを手伝ってくれた。
「ふう。こんなものね。」
「ありがとうございました。」
大体片付き全員が帰れるようになったのを確認して
「お先に失礼します。」
僕も音楽室を出た。

「あら、今終わり?」
昇降口に行くとお姉ちゃんと鉢合わせした。
「うん。今帰り?」
「ええ。そうだ、買い物付き合ってね。」
「あ、荷物持ちくらいなら。」
「ありがと。さ、行きましょう。」
並んで駅に向かった。

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